「注文した商品が来ない」鹿児島で広がる石油由来品の供給不足、塗装業や住宅工事に直撃
2026年5月19日(火) 15:00

中東情勢の影響はホームセンターでも
石油由来の製品が届かない。そんな状況が、鹿児島市内のホームセンターで現実のものになりつつある。中東情勢が悪化してから約2カ月半。遠く離れた鹿児島でも、日常生活や仕事、さらには県が発注する公共工事にまで影響が及んでいる。
「注文した商品が届かない」 品薄が続く店頭の実態

「陳列棚が空に」品薄が続く店頭
鹿児島市東開町のホームセンターきたやま東開店では、店内のあちこちに購入制限の案内が貼られている。
中東情勢が悪化してから約1カ月が経つころから、石油由来の商品が注文通りに入荷できなくなったという。具体的な品目は多岐にわたる。建築資材である合板や断熱材は接着剤や材料が不足し、シャワー式トイレはメーカーからの入荷に制限がかかっている。さらに、エアコンの化粧カバー、ゴミ袋、ゴム手袋といった生活に身近な商品にも購入制限が設けられている。
芝刈り機などに使う混合ガソリンに至っては、陳列棚が空になっている状態だ。防水や災害時に活用するブルーシートにも購入制限がかけられている。
同店の林田誠二参事は現状をこう語る。「影響を受けているのは石油由来の商品がほとんど。今はあるが、今後どうなるかという不安はある。注文した商品が届かない、お客様が欲しい商品が販売できない、それが一番困っている」。そして「状況がどのように傾くか全然分からないので、我慢する時期ではないか」と続けた。
「1台、2台塗れば4Lはすぐなくなる」 仕事への直撃

仕事への影響も出ている
生活用品にとどまらず、職業上の影響も出ている。
塗装業を営む人物は、シンナーの入荷が激減していると明かした。「18L買うのだけど、それが4Lしか持って来ない。1台、2台塗れば4Lはすぐなくなるので、その辺が困っている」という。加えて、車のエンジンオイルも「注文して1カ月になるが来ない」状態だという。
住宅建築を予定している知人がいる買い物客も、影響を実感している一人だ。「物自体がないという話を聞くので、工程が遅れたり家を建てる目標がすごく後ろ倒しになる。話を聞いていてすごく胸が痛い」と語った。





















































































































