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井村先生のぼうさいの時間
「防災をマナブ」(2021年3月まで放送)の情報も掲載しています

日常の危険を想像しよう~地震編~

9月1日は、自然災害を知り、備えの大切さを学ぶ「防災の日」です。
鹿児島大学の井村隆介准教授を先生に迎え、親子で学ぶ“ぼうさいの時間”をお伝えしました。
テーマは「日常の危険を想像しよう~地震編~」です。
 

天文館で聞きました・今ここで大地震が起きたら?

鹿児島市の繁華街天文館で聞きました。
今ここで、大地震が起きたら、どうしますか?

【回答】
①アパレル男性・50代「何かの下に隠れちゃう」
②女子学生・20代「持ってるもので頭を隠します」
③男子学生・20代「(天井が)落ちてきそうなので。出て…城山の方に逃げようかな」
④無職男性・70代「地面に伏せる。もちろん建物のそばじゃまずいけど」
Q.普段から、今地震が起きたらどうしようと考えることはありますか?
A.「あまりないね。そんなこと考えてたら長生きできないよ」

~人ごとではない~日常に潜む危険について考えてみる

小学校にやってきた井村先生と井上さん。
◆井上彩香アナウンサー
「きょうのテーマは、“日常の危険を想像しよう~地震編~”です。地震が起きたら、まずどうしたらいいですか?」
 

◆鹿児島大学 井村隆介准教授
「井上さんは、これまで地震の訓練してきた?」
 

◆井上彩香アナウンサー
「小中学校の頃、地震が起きたら、すぐ机の下に隠れるように教わりました。」
 

◆鹿児島大学 井村隆介准教授
「今、ここには机はないです。そういうときに備えて、どうすればいいか学びましょう。」

 

授業中に地震が来たら?

​◆鹿児島大学 井村隆介准教授
「今授業をしています。はい、地震が来ました」
 

井上さんは机の下に“頭”を隠しました。
◆井上彩香アナウンサー
「机が小さいけど…どうでしょう先生?」

 

​◆鹿児島大学 井村隆介准教授
「地面が揺れるだけでは人は死なない。揺れるだけで人が死ぬなら、電車に乗ったらみんな死んじゃいます。」
 

落ちてくる、倒れてくる、動いてくるものに注意!

​◆鹿児島大学 井村隆介准教授
「落ちてくる、倒れてくる、動いてくるものに挟まれて、命を落としたりする。​」
 

「頭」を守ることが大切

◆鹿児島大学 井村隆介准教授
「この教室で、1番安全なところが実は机の下。」

 

机が小さかったり、人数が多くて机が足りないときは、“頭”だけでも守ることが大事だそうです。
◆鹿児島大学 井村隆介准教授
「もし机が無かったら、例えばカバンでもいい。本とかノートでもいいですから、何でもいいから頭にかぶせる。」
 

1995年「阪神・淡路大震災」死者の多くは「圧迫死」

1995年に起きた阪神・淡路大震災では、犠牲者約6500人のほとんどが、倒壊した建物や家具などの下敷きになって死亡した、「圧迫死」でした。
 

また、最大震度6弱を観測した2018年の大阪北部地震では、ブロック塀が倒壊し、当時小学4年生の女の子が犠牲になりました。
 

ここでクイズです

◆鹿児島大学 井村隆介准教授
「この教室の中で、落ちてくる、倒れてくる可能性があるものはなんでしょう?」
 

​◆鹿児島大学 井村隆介准教授
「それでは答え合わせ。まずは『テレビ』です。」
 

【備え】倒れそうなものを固定する

​◆鹿児島大学 井村隆介准教授
「すごく頑丈な足がついてるんですけど、やはり大きな地震の揺れになると倒れる可能性がある。こういう物を固定しておく。」

 

【備え】倒れたとき、人がいない場所に置く

◆鹿児島大学 井村隆介准教授
「万が一倒れたときに、人がいないスペースに置くことが大事。」
 

【備え】「ガラス」からできるだけ離れる

◆鹿児島大学 井村隆介准教授
「次は『ガラス』です。できるだけ離れた方がいい。」
 

【備え】窓側にお尻を向け頭を守る

◆鹿児島大学 井村隆介准教授
「窓側に座っている子どもはどうすればいいか。窓側にお尻を向ける感じで、頭を中に入れる

 

【備え】人の真上に物を置かない

◆鹿児島大学 井村隆介准教授
「​そして『壁掛けの額縁』。なかなか固定できない物は、できるだけ人の真上にないようにしておくことが大事。」
 

【備え】ガラス飛散防止シートを付ける

◆鹿児島大学 井村隆介准教授
「ガラスが割れないように飛散防止シートを付ける。」
 

そのほか、天井に固定されている「スクリーン」は閉じた時と下ろした時では動き方が違うので注意が必要です。

 

授業のまとめ

​◆鹿児島大学 井村隆介准教授
「おうちの中だとどうなのか。学校に来る間の登下校の通学路だとどうなのか。


 

◆鹿児島大学 井村隆介准教授
「お父さんとお母さんと街に買い物に行ったとき、遊びに行った時はどうなのか。」

 

​◆鹿児島大学 井村隆介准教授
「自分で考えるクセを付けることが大事。」
 

考えるクセを付けて、危険を察知する力を!

​​電車や車に乗っているとき、

電柱や信号機の側を歩いているとき、地震が起きたらどうするか。
 

何気なく過ごす毎日に、少しだけ想像力を働かせて危険を察知する力をつけましょう。