この夏の猛暑、女子を悩ませるのがメイク崩れ!
そんな私たちのために、女性誌など全国で活躍中のメイクアップアーティスト・新見千晶さんが、
暑さに負けないメイクのコツを教えてくれました!
◆女子を悩ますメイク崩れ
女子を悩ますメイク崩れ。みんなが気になっていること、聞いてきました。
「汗でファンデーションが取れることです」
「Tゾーンですかね一番。てかてかしちゃうのが気になります」
「真ん中。…鼻!」
「よれる!ここらへんとか…」
「目元キラキラさせるけど、ラメが下におちて来たりとか」
「目とファンデーション」
鹿児島の女子の皆さん、ベースメイクやアイメイクの崩れ、気になっているようです…。
でも一体どうしたらキレイなメイクを保てるのか!?新見先生に聞きました。
実は、夏は汗をかくので多少崩れてしまうのは仕方ないんです。特にベースメイクは一番崩れやすい部分でもあります。でも朝のメイクにちょこっと+αするだけで長持ちさせたり、崩れてもキレイに魅せることができるんだそうです!
・保湿
・薄塗り
・皮脂対策
この3つを守れば、崩れにくい、崩れてもキレイなメイクを保てますよ。
◆キレイを保つベースメイク!
ポイント①「保湿をしっかりするべし!」
肌が乾燥していると、表面がガサガサして、化粧が密着しにくい状態になります。一方、肌がしっかり保湿されていると、表面がフラットになるので化粧が肌に密着しやすくなるんです。崩れないメイクのためには、保湿がかなり重要!
実はメイク前の洗顔の時から、保湿は始まっているんです。洗顔後すぐはお肌に水分の通り道を作るチャンスです。ミスト状の化粧水をすぐに吹きかけて下さい。ミスト状化粧水は、粒子が細かいので、より肌に浸透しやすいんです。ちょっと顔がびしゃびしゃになるぐらい吹きかけて、ハンドプレスで浸透させましょう。洗顔の後は、しっかりスキンケアです。
化粧水はもちろんのこと、夏だからといって、美容液や乳液をつけずにすませていませんか?夏もお肌は乾燥します。エアコンにあたると特に。化粧水の後は夏でも乳液をしてお肌にフタをして下さい。べたつきがどうしても気になる方は、さっぱりタイプを使って下さいね。
ポイント②「つけ過ぎはNG!!」
保湿の乳液を付けたら、ティッシュで軽く顔を押さえます。これは余分な乳液をオフする作業ですね。余分な乳液やクリームはヨレたり化粧崩れの原因になります。ファンデーションも同じです。薄くまんべんなく伸ばしたら、こうして何もついていないスポンジを使って余分なファンデーションをオフしましょう。こうすることで崩れにくくもなりますし、ムラなくキレイに仕上げることができます。
ポイント③「テカリ対策をすべし!」
小鼻やおでこなど、皮脂の多いところには、部分用の下地がオススメです。今薬局などでもたくさん売っていますいますので、皮脂が出やすく崩れやすい部分に薄く付けてください。そして、最後にやはり皮脂が多くテカリが気になるTゾーンにパウダーを薄く付けましょう。ただパウダーをたくさん付けすぎると、崩れた時ドロドロになるので薄くが鉄則です!
先生からのアドバイス
第一に保湿! まずお肌にメイクがしっかりのらないと駄目。そしてファンデーションの厚塗りは厳禁。土台がゆるくなってしまうので、顔全体のメイクが崩れやすくなります。乳液なども付けすぎは良くないです。小鼻など元々崩れやすい部分、そして、目の周りもアイメイクが崩れる原因になります。ティッシュでオフしましょう。
◆落ちにくいアイメイク
・まず、アイシャドウの付きをよくするため、専用の下地を付けます。
・その上からアイシャドウを塗っていきます。クリームシャドウが落ちにくいんだそう。
・ウォータープルーフタイプのマスカラ、そしてアイライナーを細く引きます。
もし目力が足りないという時は、目尻のみ締め色のアイシャドウを塗るといいですよ。
・肌質によっては皮脂でアイメイクが落ちやすい人がいるので、まぶたと眉の上に皮脂を吸着してくれるパウダーを塗ると落ちにくくなります。
これで崩れにくいアイメイク、完成!暑い時期は多少崩れてしまうので、その時に汚くならない事が大事です。
◆キレイに仕上がるメイク直し
まず大事なのは、メイク直しの時にたくさん塗り重ねないことです。余計に汚くなったり粉っぽくなったりしてしまいます。
ベースメイク
顔の中心に目が行くので、顔の中心を重点的に直す。
・まずティッシュオフします。そして、ハンドプレスをしてなじませます。
・そのあと、部分的に(化粧がおちた部分・Tゾーン等)パウダーファンデを塗り、ふわっとチークを足します。
アイメイク
アイメイク、いわゆるパンダ目になる人が多いと思います。
・まずリキッドコンシーラーを綿棒に付けて、まぶたの下についたアイメイクを取ります。
コンシーラーに油分が含まれていますから、これでキレイにとれるんですよ。
・よれたシャドウは、指でやさしくなじませ、アイホールの中央にだけキラキラしたラメシャドウをのせると、瞳がキレイに見えますよ。
あとはリップを塗り直して血色を良くしましょう。これだけで完成!暑いとメイクが憂鬱な時がありますけど、落ちにくいポイントや落ちた時の簡単な対処法が分かれば、またメイクが楽しくなりますね。