ヘア＆メイクアップアーティスト新見千晶先生をお招きし、魔法のテクニックを聞きました。
◆新見千晶さん
女性ファッション誌、広告、ＣＭファッションショーなどで活躍。多くの女優、タレントのヘアメイクを担当。撮影現場で培ったプロの美ワザをわかりやすく。シンプルな手法が人気。（フジテレビ『ノンストップ！』他、多数出演）
女優肌への道
◆ただいま
●すばやくオフ
帰ってからすぐに洗面所へ。長い時間メイクをしていると肌トラブルにつながりやすくなります。女優さんは撮影が終わったらすぐその場で落とす方がほとんどだそうです。
●頑固メイクは無理矢理オフはダメ
しっかりとアイメイクをした場合はお風呂へ。浴室の蒸気でアイラインが浮きやすくなります。そして、綿棒に美容クリームをつけてアイラインに沿って滑らせると簡単ＯＦＦできます。
◆お風呂
●シャワーキャップ美容
ローションシートマスクの上にシャワーキャップ。効果的な保湿ケアには、温度・湿度・密閉が大切です。お風呂上りは、お水でローションパック＋化粧水パックのＷコットンパックでＯＫです。
◆おやすみ
●マスク美容
長い時間肌につけているので、やさしい絹がおすすめ。綿でもゴムがゆるいものがおすすめです。
◆朝じかん
●サユリスト
サユリストとは、白湯を飲む人のこと。
◆朝起きると・・・
●吹き出物
目立つからといって、油分の多いコンシーラーを塗りすぎてしまうと、悪化する可能性があるので、ニキビ用の薬を塗ったあと、ファンデーションなどでカバーするのがベストです。
●シーツの跡
約４０度のお湯を張り足湯をします。血行も良くなり、顔色もスッキリ。シーツの跡も消えていきます。
●顔が砂漠・・・
朝の洗顔をジェルタイプに。てのひらで温めて顔の上でマッサージし、ぬるま湯で洗い流します。その後、化粧水でハンドプレスします。
●目が腫れてる！
まぶたに、蒸しタオルとよく冷やしたお水（ペットボトル）をそれぞれ３０秒ずつ、２セットほど繰り返す。時間がない場合は、全てのメイクが終わった後、ペンシルアイライナーで目頭から黒目の始まりあたりまでもう一度ひきます。目頭が強調されると、目が丸く大きく見え全体的にスッキリします。
◆メイク
●乾燥しても美肌にみせる
①視線の集まる目の周りにクリームを塗り混んでからメイク
②ハイライトの入ったコンシーラーで目の周りをカバー（ピンク系のコンシーラー）
ポイントは、肌が潤っているようにみせること。目の周りのゾーンが美しければ、顔全体が美しく見えます。
●眉とチーク
眉は高さをそろえ、チークは顔の少し内側とあごに塗ります。またレフ板効果を作るため、ピンクのハイライトを目の下、三角ゾーン、Ｔゾーンに塗ります。
ここから１５分ほどウトウト！（体温が上昇して、メイクが馴染みほのかに色気が出るそう）
●スタジオアート
アーティスト：鶴田典子
●エンディングテーマ
曲名：「風の便りをおしえて」
アーティスト：Easycome
