「世界中の人を救いたい」14歳が取得した"ドローン減災士" 熊本地震で早くも出動【鹿児島発】
2026年10月2日(金) 17:00
資格取得から10日、熊本の被災地へ

ドローン減災士として 家屋の被害状況を確認する輝斗さん(2026年8月)
認定からわずか約10日後の2026年8月、輝斗さんのもとにさっそく依頼が届いた。2026年7月の熊本地震で特に被害が集中した八代市で、家屋の被害状況を確認するという任務だった。
現地で目にしたのは、地震によって倒壊した古い家屋の数々だった。「古い家が何軒か倒れていて、自然災害の怖さを見て感じた」と輝斗さんは振り返る。
それでも、学んだ技術を生かして調査を進め、帰り際に家主から「ありがとうございます」と感謝の言葉をかけられた。「人の役に立てたと実感した」――ドローン減災士として、確かな一歩を踏み出した瞬間だった。
同級生が語る「輝斗らしさ」

輝斗さんの同級生
日当山中学校での輝斗さんは、災害対応の専門資格を持つ少年という顔だけではない。同級生からは「その場の雰囲気を盛り上げてくれる」「臨機応変に対応できるので、何かあっても落ち着いて対処ができそう」という声が聞かれた。
どんな状況でも冷静に、そして周囲を和ませながら動ける。そのキャラクターは、緊張と判断が求められる災害現場でも、きっと強みになるはずだ。
「世界中の人を救えるのでは」

今後の活動への思いを語る輝斗さん
輝斗さんは今後の活動への思いをこう語る。「ドローンを活用して、たくさんの人の命を救っているのを見て、ドローンを使ったら世界中の人を救えるのではと思い資格を取ろうと思った。少しでも多くの人を救えるように頑張りたい」
14歳が描く夢のスケールは、決して小さくない。2026年7月の熊本地震のような大規模災害が現実に起きている今、ドローン減災士という存在の重要性はますます高まっている。全国でまだ約400人しかいないこの資格の保有者として、霧島市から全国へ、そして世界へと視野を広げる輝斗さんの活動は、始まったばかりだ。
ドローン減災士・中村輝斗さん、14歳。「一人でも多くの人を救う」という思いを胸に、彼の挑戦はこれからも続く。
















































































































