女性社長が全国平均8.6%に並ぶ 鹿児島で進む“リーダーの変化”と現場の声
2026年5月18日(月) 11:00
約30年で1000人の仲間と 「女性のほうが評価される時代に」
母の会社を継いでから約30年。宮之原さんは今や4つの会社や団体で約1000人の仲間と働く女性リーダーへと成長した。この間の環境の変化を、宮之原さんはこう受け止めている。
「同じ能力で会社で働いているとすると、男女平等という言葉が非常にうたわれているので、であれば女性のほうが評価される。そういう時代に今日本がようやくなってきたかなと思います」。
そして宮之原さんは、これからの鹿児島についてこう語った。
「自分のありたい在り方、自分の働きたい働き方、そういったことができるような、それが男とか女とか関係なく、そういう言葉が出てこない時代に早くなったらいいなと思っています」。
「特別」ではなくなる日を目指して
新市長の米丸さんも、宮之原さんと似た思いを持っている。「この仕事はやりがいがあるよということを伝えていくのも最初の役割」という言葉には、後に続く女性たちへのメッセージが込められている。
県内の女性社長比率は8.6パーセント。大内教授が語る「30%」という転換点にはまだ遠い。しかし、政治の場に初の女性市長が誕生し、30年近く現場に立ち続けてきた女性経営者が1000人の仲間と共に歩む鹿児島の今は、確かに変わりつつある。
「女性初」という言葉が特別でなくなる日。それがいつ来るかは、社会全体が積み重ねていく一歩一歩にかかっている。鹿児島で新たな道を切り開く女性リーダーたちの思いが、鹿児島をどう変えていくのか――注目し続けたい。





















































































































