番組表
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ナマ・イキVoice

美川 愛実・川路 あかり
OA/土曜 18:30~19:00 再放送/月曜 24:30~25:00

2月2日(土)たしなみ美人になろう!

さりげなく丁寧な所作ができる女性ってステキですよね。
そこには日本ならではの「和」の文化に、ヒントが!?

日本の古き良き伝統文化に触れて、
魅力ある大人の女性を目指しましょう!

◆書道に触れる
鹿児島市新屋敷にあるsunnyDaysCOFFEEでは、お店の一角で月に1回書道教室を開いています。教えているのは、書道家・松下美紅さんです。庄村アナウンサーがナマ・イキ倶楽部員4人と一緒に参加しました。
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今回は気持ちを込めた筆文字をマスターします。書道のたしなみ、水を垂らして墨をすります。墨の香りにとても癒やされて、心がどんどん落ち着いていくのを感じました。スポーツする時も柔軟やウォーミングアップするのと同じで、書道ウォーミングアップがあるんだそうです。美紅さんの言うウォーミングアップとは、リズムにのって線を書いてみたり、うねりや輪っかを書いてみたりしては筆に慣れること。気持ちいいくらい、筆がするするっと筆が走ります。
ウォーミングアップに30分かけ、いよいよ文字をしたためます。贈る相手を思い浮かべながら気持ちを込めて書いています。文字の線をすうっと書けたときの爽快感でみんな笑顔。少しぐらい不格好でも相手に十分伝わるはずです。
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information
【SUNNY DAYS COFFEE】
住所:鹿児島市新屋敷町4-22 1F
営業時間:平日 12:00~16:00 土日祝 11:00~18:00
定休日:火曜日

◆華道に触れる 
鹿児島で華道を教えていらっしゃる、川邉佳乃さん。おばあさんの妹さんにあたる方大叔母が華道の先生で、その華道を途絶えさせまいと現在は下荒田のご自宅で教室を開いています。KTSのロビーにも毎週、ステキなお花を飾ってくれているのも川邉さんです。
昔からお客様がお家にいらっしゃる時にに生きたお花を用意するのは、おもてなしの心とされてきました。「華道」は「生け花」という呼び方で知られる400年続く日本の伝統文化です。 季節が巡っているんだなーと感じさせてくれる素敵な文化です。
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庄村アナウンサーも初めての華道を体験させていただきました。今回生けるのは、春を感じるスイートピーに、ガーベラとゼンマイです。四季折々のお花があるのも楽しめるポイント。1本1本じっくり眺める。そもそもゼンマイも生け花の材料になるんですね!
花をゆっくり愛でた後剣山に花を挿していくんですが、そのまま挿してしまうと草花も折れやすく剣山も痛みやすくなってしまいます。切り込みをいれて草花を挿すことで剣山を痛めないんだそうです。また水の中で茎を切ると、お花が自分の力で水を吸い上げ、生き生きと長持ちするポイントなんだとか。お花を生けるだけではなく道具や草花を大切にする細やかな心遣い。華道の心を教えていただきました。お花にもひとつひとつ表情がある。生きたお花に触れる事で、なんだか清々しい気持ちになりました。
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information
【池坊 川邉佳乃】
住所:鹿児島市下荒田2-28-20
TEL:099-202-0430
教室:木曜日

◆茶道に触れる
東京から鹿児島に来てもうすぐ2年の高橋アナウンサー。実は6歳から「日本舞踊」を習い、高校・大学では「華道」と「書道」とずっと和の世界に触れていました。鹿児島でも和に触れたくてお茶を始めたそうです。いつも高橋アナウンサーに教えてくださっているのは、裏千家茶道の溝口宗光(そうこう)先生。お茶の先生だったお母さんの後を継ぎ、およそ30年にわたって鹿児島の女性に茶道を教えています。
先生とのお稽古の時間です。お茶席に行く前に、手や身を清めるます。これでぐっと気持ちが引き締まります。お茶にはおもてなしの心が詰まっています。茶室の床の間にある掛け軸やお花先生からのその日のメッセージが込められています。
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この日のお茶席のテーマは「日々是好日(にちにちこれこうじつ)」―――どんな日も幸せの種を撒くことができる素晴らしい日でありますように―――
きょうのお菓子は、梅の花をイメージしたもの。季節感を取り入れるのもお客さんへのおもてなしの心の1つです。お茶を点てるときは、ひとつひとつの動きに美しさが求められます。例えば、お酌の使い方、持ち手の位置や指の使い方、指先まで神経を使います。相手を思い、おもてなしをする。喜んでいただけたときはとてもうれしいものです。
茶道の時間は自分磨きの時間。所作は自分ではなかなかわからないことなので、先生にひとつひとつ教えていただいて間違ったら教えてていただきます。相手を思いやる心が根底にあると全てのおもてなしがうまくいくんだそうです。
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information
【裏千家茶道 稽古場】
住所:鹿児島市城山町2-22

◆マナー講師・松永さとみさんによるたしなみ講座
今回ナマ・イキVOICEでアンケートで調査したところ、所作が問われる冠婚葬祭のマナーで聞きたいことが多かったです。

結婚式編
Q.友人の結婚式で受付をするときは?
A.本日はご出席いただきましてありがとうございます
※目上の方 ご臨席いただきましてありがとうございます

お葬式編
Q.相手になんと声を掛けていいかわかりません。
A.この度は誠にご愁傷様でございます

Q.身内側で受付をするとき、お香典をいただく際なんと言ってうけとればいいのか?
A.謹んでお預かりいたします
※お香典返し これをお納め下さい

基本的なお茶の出し方
Q.お茶出しは右側でいいんですか?
A.右後ろから(黒子になる)

Q.お菓子を添えるときは?
A.左がお菓子、右がお茶※汁物は右

【所作の基本】
①両手をつかう
②指を揃える
③笑顔もたしなみの要素
④お辞儀 
女性として、よりステキだなとか視線を集められる女性になれたらいいですね。