年末の慌ただしさを忘れに行きませんか?
今回のナマ・イキVOICEは、人に教えたくない温泉特集。
渋さがしみる温泉に、飲んでしまいたい美肌湯まで。
温泉ビギナーみえがお肌もこころも潤うお湯を巡りました。
▽ゆるり乃湯
鹿児島市郡山町・八重山の麓で、たまたまみえが発見した温泉「ゆるり乃湯」。2年半前にできた新しい温泉です。
41.5度のお湯が源泉掛け流し。ゆるり乃湯という名の通り、ゆったり長湯できる温度です。
さらに、山の麓ならではの紅葉浮かぶ露天風呂。ph値9.6のアルカリ性。古い角質や皮脂をとる石けんのような泉質。
information
■住所 鹿児島市郡山町5494-85
■電話 099-298-2639
■営業 10~21時 年中無休(家族風呂は20時受付終了)
■料金 390円
▽日本湯小屋物語
霧島市にある日当山温泉郷。今やどこにでもある家族湯発祥の地といわれている「日本湯小屋物語」。
全部で16室ある風呂は全て家族湯。ちょっとした休憩スペースがついている部屋もあります。
44年前にオープンしたこの家族湯。今も三代で守っています。当時は、「家族湯一番」という名前の通り一番最初の家族湯でした。
二代目の克幸さんの退職金で作ったという新しい家族風呂は三代目の壮司さんのアイディアで4つのおとぎ話の世界に。
ぶんぶく茶釜は五右衛門風呂。月明かりに照らされるかぐや姫の部屋は、檜風呂。
そこに日本に15%しかないという稀少な湯が注がれている。
”家族一緒に湯につかり、浮世の話を語り合うことが人生最高の幸せ”その思いが今もつながっています。
information
■住所 霧島市隼人町姫城2486
■電話 0995-42-3406
■料金 一般の家族風呂:平日400円 土日祝500円 枕草子:平日1500円 土日祝1700円 お伽草子:平日1800円 土日祝2000円
■営業 一般家族風呂 7~24時 貸切家族風呂 10~24時(23時受付終了)定休日:第4月曜
▽大黒温泉
たくさんの温泉がある国道3号線沿い。そこに通が外さない温泉が鹿児島市伊敷にあります。
遠くからでも、男性でも通いたい美肌の湯。
常連さんは家でお湯割りにしたり、化粧水にしたりするほどこのお湯に魅せられているのだそう。
お客さんが増えると濁ってしまうため、透明なお湯であることが、通のみぞ知る証。これぞ、人に教えたくない温泉だ。
information
■住所 鹿児島市伊敷8丁目22-20
■電話 099-228-5300
■料金 390円
■営業 7~22時 年中無休(年末年始は夕方まで)
▽川内高城温泉(せんだいたきおんせん)
国道3号線から山手へ10分ほど進むと、車一台がやっと通れる、レトロな温泉街が。
日本の名湯100選の一つでもある川内高城温泉。昔から良質な湯治場、そして西郷隆盛 ゆかりの温泉地として知られています。
ここで一番古い湯治宿、『旧五助屋』は西郷さんが入り、言ったと伝えられている言葉「不老泉(ふろうせん)」が今もその壁に刻まれています。
『町営共同湯』は、西郷さんが隅っこに好んで入っていたとの言い伝えも残る場所。西郷さんが愛したと言われる名湯は、その逸話と共に今も大切にされています。
information
旧五助屋
■住所 薩摩川内市湯田町6461
■電話 0996-28-0018
■営業 6:30~20:00
■料金 250円
information
町営共同湯
■住所 薩摩川内市湯田町6763
■営業 6~21時
■料金 200円
▽殿様湯
鹿児島を代表する温泉地・指宿に『湯権現神社(ゆごんげんじんじゃ)』という温泉を護る神様がまつられている神社があります。そのすぐ隣に『殿様湯』という温泉が。
薩摩藩主・島津の別荘があった場所で、当時使われていた石造りの湯船の跡や洋風のタイルが今も残っています。
飲むと腰痛や胃腸、便秘にいいと言われているこの温泉。ナトリウム塩化物泉という泉質は、塩味の効いた出汁のような味わいです。
殿様湯は、島津の家紋から白濁したお湯があふれ出す、源泉掛け流しです。
information
■住所 指宿市西方1408-27
■電話 0993-22-2827
■営業 7~21時 休み:第2・第4金曜
■料金 300円
▽村之湯温泉
指宿温泉の中で一番古い公衆浴場。この場所には4つの泉源があり、そのうち2つを掛け合わせて温泉に利用。そのため、日によって配分が変わり、色も変わるそうです。ここの温泉は、なんと明治時代から湯船もお湯も変わっていません。
おじいちゃんが教えてくれた、指宿ならではの入り方にもトライ。横になり、腹にお湯をかけながら世間話に花を咲かす。わき出る温泉のお陰で体も床も、ずっとぽかぽか温かく、慌ただしい日常を忘れてしまいます。
information
■住所 指宿市大牟礼3-6-12
■電話 0993-23-3713
■営業 7~22時 休み:毎月20日
■料金 300円
▽新湯温泉
霧島連山のふもとから湧き出る「秘湯」を求めて霧島市牧園町へ。
これまで秘湯番付で横綱級と言われていた、すごい温泉『新湯温泉』。
まか不思議なほどに皮膚病にいいと言われているそう。効能だけでない、この乳白色の露天が秘湯と呼ばれる所以。バスタオルを巻いてはいる混浴風呂です。
information
■住所 霧島市牧園町高千穂3968
■電話 0995-78-2255
■営業 8~20時(19時受付終了)休み:第4火曜
※立ち寄り湯は30分以内
●スタジオアート
アーティスト:BUNDAI.
●エンディングテーマ
曲名:「escort&landing」
アーティスト:Spangle call Lilli line