4月14日(土)がんばるあなたへ
期待に胸を膨らませる4月。
でも慣れない環境に戸惑うこともある。
日々奮闘する社会人1年生に密着しました。
◆新人美容師・黒木栞奈さん
今回密着したのは、黒木栞奈さん。この春高校を卒業したばかりの18歳です。同じ美容室に入社した百華さんと、毎朝9時に待ち合わせをして一緒に通勤しています。
「最初来るときは緊張していたけど、 今は楽しいです」
栞奈さんが入社したのは、共研公園の隣にあるamoretto(アモレット)。研修期間の今は、来月オープンする2号店alet hair(アレットヘア)で一日中練習の日々を送っています。今年入社したのは栞奈さん、百華さん含め4人。
◆練習の日々
朝はお店の掃除から始まります。朝礼が終わるとシャンプーの練習。入社して5日間が経ちますが、未だにこれ以外の練習はさせてもらっていません。まだ慣れていない栞奈さんは一回のシャンプーに30分もかかってしまいます。
◆美容師を目指したきっかけ
先輩からのアドバイス栞奈さんが美容師になりたいと思ったのは中学2年生の頃。叔父の健一郎さんが美容師だったことがきっかけでした。叔父さんのお店に髪を切りに行っていて、お客さんをスタイリングしてて楽しそうに仕事をしている姿を見て、良い仕事だな、と思ったそうです。高校で3年間勉強し、国家試験に合格。この春、晴れて美容師となりました。華やかに見える美容師。しかし下積み期間は厳しい世界。美容師の資格があっても、実際にお客さんの髪を切れるようになるには1年以上、長いときは5年ほどかかります。
「ハサミかっこいいですよね。持ちたいです。早くシャンプーが出来るようになって切りたいです。」
◆はじめてのお客さん
この日、1号店のアモレットに呼ばれた二人。なんとお客さんのドライヤーをやらせてもらえることに。2人が接する初めてのお客さんです。
「胃が痛くなってきた。」「怖い、どうしよう。」「緊張するからやめてよ。」
緊張しながらもお客さんのドライヤーを無事に終えた2人。
「お客さんにありがとうって言ってもらえる美容師になりたいです。」
憧れの美容師はまだまだ。でもそんなに遠くはない。 頑張れ!栞奈さん!