10月26日(木)めざせ!かごしま弁マスター
鹿児島弁に興味を持った東京育ちの新人アナ高橋が、案内人のタマリに連れられ、鹿児島弁が日常的に飛び交う県内の様々な現場に行き鹿児島弁を学ぶコーナー。今回の舞台は中央駅前朝市でした。また鹿児島弁にまつわる話題やグッズもご紹介しました。なんと方言を話す自動販売機も登場しました!
めざせ!かごしま弁マスター
鹿児島中央駅前朝市。戦後この周辺は焼け野原だったそうです。やがて露天商が多く並ぶようになり「西駅朝市」と命名され、鹿児島市民の台所として賑わいました。規模が小さくなりましたが、現在も活気のあるエリアです。
【朝市鮮魚店】
最初にお邪魔したのは朝市鮮魚店。店先に並ぶ新鮮な魚を見たタマリが鹿児島弁で一言、「生きのいい「ぶえん」がずんばい並びましたねえ」。「ぶえん」は漢字で無塩と書きます。塩を使って干していないから、生で新鮮な魚という意味になります。早速習った鹿児島弁を使う高橋アナをお店の方が「じょっじゃなぁ」と褒めてくれました。「じょっじゃなぁ」は鹿児島弁で上手ですね、という意味になります。
【朝市つけあげ店】
つけあげ=さつまあげのお店にお邪魔した2人。お店の奥さんの一番好きな鹿児島弁は「ゆくさおじゃっした」だそうです。「ゆくさおじゃっした」はようこそいらっっしゃいました、という意味です。
【指宿線朝市】
このお仕事を60年もされているという奥さん。普段は「ちゃどんのんでくらっばかいよ」とのことです。これはお茶を呑みながら楽しんでいるということです。
【今回登場した鹿児島弁】
- ぶえん=新鮮な魚
- つけあげ=さつまあげ
- なろた=習った
- おじゃったもんせ=いらっしゃいませ
- うんまか=おいしい
- ちゃどんのんでかたいもんそ=お茶を呑みながらお話ししましょう
- あきたろう=バショウカジキ
- あいがとさげもした=ありがとうございました
【鹿児島弁を話す自動販売機】
鹿児島弁を話す自動販売機があるということで城山展望台にやってきた高橋アナ。噂の自動販売機に近づくと流暢な鹿児島弁で挨拶してくれました。飲み物を購入すると、「いっどー」「あいがとごわした」「釣り銭を取いやったなぁ」など声をかけてくれます。この自動販売機を開発、設置しているダイドードリンコさんによると、しゃべるフレーズは40種類以上で、季節によって違うフレーズを聞かせてくれるそうです。鹿児島市を中心に高速道路の桜島SA、桜島フェリー乗場、鹿児島ふれあいスポーツランドなどにも設置されているそうなので、近くに立ち寄ったときに買い物をしてみてはいかがでしょうか。