思い出の味や飲食店を再現するデジャヴュ食堂。今回はかつての丸屋デパートで提供されていた人気の定食を当時の料理人が再現。その味とは…。また70年の歴史を持ち、一度閉店しながらも復活を果たしたお好み焼きの名店を紹介。
思い出のデジャヴュ食堂
【丸屋デパート~丸屋定食】
鹿児島を代表する百貨店の一つとして多くの人に親しまれた丸屋デパート。丸屋食堂はその6階に昭和の、鹿児島の、家族の、楽しみの場所として1967年に開店しました。
今回この丸屋食堂の味の再現に協力してくれたのは、騎射場にある定食屋「やなぎ亭」ここに丸屋食堂の味を再現できる料理人・柳村さんがいました。
今回、再現するのは「丸屋定食」。柳村さんは当時を思い出しながら、現在のマルヤガーデンズで食材を揃えていきました。当時丸屋食堂の味を支えていた柳村さん。料理のベースとなる出汁は、持ち込んだ昆布と鰹節で丁寧に取っていきます。そして、お刺身。昔も今も和食には欠かせない贅沢な気分を彩るマグロの赤身です。さらには大きな海老の天ぷら。幸せな顔を思い浮かべながら次々と揚がっていきます。これが当時人気の「丸屋定食」お刺身、天麩羅、酢の物と、今も昔も嬉しいメューを揃えたご馳走がそこにはありました。昭和の家族の笑顔を作った「丸屋定食」。再現された「丸屋定食」を食べることができます。
<再現した丸屋定食を提供>
日時: 9月3日(日)午後1時~
場所: マルヤガーデンズ garden0キッチンスタジオ
料金: 800円(税込)限定10食
問い合わせ: やなぎ亭 099-255-1210
【お好み焼き屋・加茂川】
担い手がいなくなり2012年に一度閉店した「加茂川」。そこには家族の手で60年にわたって守られた味がありました。
その味を再現したいと立ち上がったオーナーの千綿さんの思い出の味とは、お好み焼きではなく「焼きそば」。伝統の思い出の味を絶やしたくないと復活を目指しました。しかし千綿さんは調理経験が無く、壁にぶつかります。周囲にも応援を求め、当時居酒屋をしていた大迫さんと出会い、共に夢を目指すことに!そして加茂川の味を一番知っているのはお客さん。伝統の味へ辿り着くため、お客さん達の話を訊き、何度も何度も作り直しました。そうしてとうとう加茂川の「味」は再現されました。「加茂川の焼きそば」今も変わらぬ看板メニューです。世代を超えて受け継がれた焼きそばの味。その味は千綿さんの情熱と大迫さんの努力、そしてこの味が続くことを望む、たくさんのお客さんたちの強い思いが繋がり復活した味です。時空を超えて、たくさんの人の思いで復活したその味。いま加茂川の看板メニューになっています。
加茂川の焼きそば 756円(税込)
シャボン玉石けん
【台所用せっけん食器用洗浄剤】
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