
3月3日に開催される、鹿児島マラソン2024。
鹿児島市出身で、北京五輪銅メダリストの宮下純一さんも、挑戦することになりました。
故郷を盛り上げようと、40歳でチャレンジする、宮下さんの姿に密着しました。
鹿児島に春の訪れを告げる風物詩として、すっかりおなじみになった鹿児島マラソン。
今年は、3月3日(日曜日)に開催されます。
出場するランナーは、1万人。
その中で、北京五輪銅メダリストの宮下純一さんも、42.195キロに挑戦します。
【宮下純一さん】
2008年の北京オリンピック、競泳男子400mメドレーリレーで銅メダルを獲得した、鹿児島水泳界のレジェンドです。
今年で、40歳を迎えます。
正月明けから、トレーニングを始めたといいます。
【宮下さんの練習に密着】
「市民ランナーの聖地」と言われる、皇居に向かいました。
外周は、1周5キロ。
入念にウォーミングアップをして、さっそく走ります。
この場所は、強力な”パワースポット”と言われていて、走るとエネルギーがもらえるとか。
今の宮下さんには、ぴったりの場所です。
【目標は高く】
宮下さんが、フルマラソンにチャレンジするは、2回目です。
1回目は、8年前。
鹿児島マラソンの最初の大会でした。
当時32歳だった宮下さんは、4時間55分で何とか走りきりました。
今回の目標は、5時間20分以内のゴール。
1キロ、7分35秒ペースを目指します。
普段走っていない人たちにとっては、かなりのペースです。
練習を終えた宮下さん。
あの人に会いに、東京・TBSを訪れました。
鹿児島が生んだお笑い界のレジェンド、恵俊彰さんです。
お昼の情報番組終わりで、かけつけてくれました。
鹿児島マラソンまで、あと32日。
宮下さんは、1キロ6分のペースを目標に、走ることになりました。
このペースだと、前回より30分以上速い、およそ4時間13分で完走ということになります。
目標を高くして、それに向けて本気で挑戦した先に、勇気と感動、伝わるものがあるんじゃないか。
かつてのオリンピアンが、40歳にして、本気で挑む鹿児島マラソン。
宮下さんは、きのうまでに99キロ走ったそうです。
故郷の人たちに、どんな感動を見せてくれるのか。
宮下さんの練習は続いています。