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8.6豪雨災害から30年。
あの日、何があって、そこにいた人はどんなことを思ったのか。
この災害を象徴する場所のひとつ、天文館で、当時の話を聞きました。
8.6豪雨災害から30年
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1993年8月6日に発生した
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8.6豪雨災害。
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あさってで
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丸30年となります。
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100年に1度と言われた
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記録的な豪雨で
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死者・行方不明者49人
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家屋の浸水被害は1万2000棟。
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鹿児島市を中心に
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大きな被害をもたらしました。
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天文館で、当時を知る人に話を聞きました。
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マスターの牧之瀬優さんは、あまりの被害に、一度は店を閉めようと思ったそうです。
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しかし、いろんな人から「店を開けて欲しい」、「あの店が無いとダメだ」という声をかけられ、もう一度店を開けることを決心したそうです。
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牧之瀬さんがおっしゃっていた、「明日何が起こるか分からない」ということを忘れずに、普段から防災への意識を高めていくことが大切です。
気象予報士から見た8.6豪雨災害
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●「100年に一度」レベルの大雨だった
郡山町で24時間雨量が300ミリ以上、鹿児島市で200ミリ以上の雨が降った。
郡山町では、300ミリのうち200ミリが、たった2時間で降ってしまった。
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●大雨のポイントは、複数の「湿った空気」
湿った空気が複数の方向から入ってきたと思われる。
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●被害拡大の背景に、「7月末~8月2日の大雨」の影響
姶良、霧島方面を中心に大雨だった。
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●当時は、「警報発表区域」が広かった
「薩摩地方」と「大隅地方」で分けられていた。
範囲が広く、警報が出ても自分事として捉えにくい部分があった。
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今後も集中豪雨は起こりうる。
その理由は「地球温暖化」。
【特別番組】8・6豪雨災害から30年 あの夏に学ぶこと
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KTSでは、8.6豪雨災害からちょうど30年となる、あさって午後2時から、特別番組を放送します。
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住民が必死の思いで撮影し続けた貴重な映像を元に、浸水被害が深刻化していった状況をたどります。
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また、土石流に阻まれた“陸の孤島”竜ヶ水地区からの救出劇を
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関係者の証言で振り返ります。
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さらに、気象台は最新の技術で当時の雨雲の動きを再現。
改めて見えてきた、当時の集中豪雨のメカニズムとは?
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また、天達気象予報士が、近年の線状降水帯による豪雨被害が各地で頻発している理由を分かりやすく解説します。
「8.6豪雨災害から30年 気象キャスター大集合」は延期します
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あさって日曜日に、鹿児島市金生町の「よかど鹿児島」で開催を予定していました、各局気象予報士総出演による防災イベント 「8.6豪雨災害から30年 気象キャスター大集合」は、台風6号接近のため、延期となりました。
開催日が改めて決定しましたら、KTSの番組やホームページ等でお知らせいたします。