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1月31日(火)二刀流高校生を紹介!今回は、自転車競技と英検1級

かごnewでは、鹿児島で活躍する二刀流の人たちをシリーズで紹介しています。
今回紹介したのは、南大隅高校1年生で、「自転車競技」と「英会話」の二刀流の男子生徒です。

やってきたのは、南大隅高校。
 

今回の二刀流は真剣なまなざしで授業を受ける、引場正弥ひきば まさや さん。
高校1年生です。

クラスの盛り上げ役の引場さんの一つ目の特技が、自転車競技。

引場さんは、自転車競技でスゴイ高校生なんです。

南大隅高校は、多くのプロ選手や日本代表選手を輩出してきた自転車競技の名門校です。

自転車競技は、短距離を走る「トラックレース」と、長距離を走る「ロードレース」に分かれていて、引場さんは、短距離で昨年のとちぎ国体に出場しました。
 

国体で出場しているのは、ほとんどが2、3年生ですが、順位決定戦までいきました。
 

​そんな引場さんに、監督も期待を寄せています。

この日は、鹿屋体育大学や地元のプロチームとの合同練習です。

自転車競技、一日の練習量がすごいんです。
このトラックを50周、100周、また50周と繰り返し走ります。
計400周、距離にしておよそ130キロ走りました。

その練習の積み重ねで、太ももはこの太さです。

熊本の中学校から、南大隅高校に進学した引場さん。
出身は鹿児島ではなく、熊本県なんです。

南大隅高校へ来たのには、理由がありました。
 

自転車競技部、3年生の杉野翔一すぎのしょういち さんのレースでの走りを見て、「ここに来るしかない」と思うほどの衝撃を受けたんだそうです。
 

杉野さんは、去年行われたジュニアの全日本大会で優勝したほどの実力者です。

偉大な先輩を見て、未来のエース引場さんは自ら掲げた目標に向かって走り続けます。

そして、引場さんのもう一つの特技が、英語!
ペラペラなんです。

驚くことに、高校1年生で英検1級に合格しました。

小学6年生の時点ですでに準2級に合格していたという、引場さんの英語力を見せてもらいます。

【引場さんの英語力をチェック】

よつりなリポーターと、ALTのブリトニー先生の会話を通訳

【引場さんの英語力をチェック】

物価高についてトーク

あまりにもすごい英会話を見せる引場さん。
実は、引場さんはお父さんの仕事の関係で、フィリピンで生まれ育ったんです。

フィリピンでは現地の言葉「タガログ語」と「英語」が使われていて、英語力も自然と身についてきました。

ちなみに、タガログ語も話せるので、言語に関してはトリリンガル。
三刀流です。

しかし、フィリピンで培った英語力でも、英検1級はかなり難しく、積極的にALTの先生と会話をしたり、歴史の本や古い映画を見て英会話力を高めていく努力をしたそうです。

二刀流の極意は、ご両親への感謝と、達成感と話す引場さん。
 

​将来の夢についても語ってくれました。

(引場さん)
世界のトップチームでプロのメカニックとして働きいです。