今年販売するクリスマスケーキは、どのようなものがいいのか?
コープかごしまの商品開発会議に、かごnewのカメラが潜入しました。
真夏のクリスマスケーキ開発改善会議
夏真っ盛りの今年7月。
鹿屋市の「生協コープかごしま」鹿屋店で、クリスマスケーキ開発改善会議は開かれました。
参加したのは、生協コープかごしま事務局のメンバーと、ケーキの製造を担当するイケダパンの担当者、そして組合員など合わせておよそ30人です。
今回、改良を検討するのは、数あるケーキの中でも毎年人気の「みんなでわいわいケーキ」。
事務局が、ケーキの仕様について具体的な提案を行ったあと、組合員の要望を聞いていきます。
事務局の提案
■生クリームの乳脂肪分を2%アップして、47%にしたい。
(乳脂肪分2%の違いで、コクや乳味が少し上がるので食べた際の満足感が大きくなるため)
■コロナ禍ということもあり、最初から8つに切り分けられた個別包装タイプはどうか。
(コロナ禍で、市場のキーワードは「カットケーキ」や「アソートケーキ」になっているため)
提案に沿って、会場には去年の商品と、生クリームの乳脂肪分を2%アップして47%にしたケーキが準備されました。
また、従来の切り分けるホールタイプと、あらかじめ切り分けられている個別包装タイプを比べました。
組合員から出た意見
試食した組合員からは、
■少し甘さを控えめにして欲しい。
■フルーツの種類を変更できないか。
といった意見が出ました。
1カ月後
7月の会議で出された組合員の声は、反映されたのでしょうか。
新たに用意されたのは、2種類のケーキ。
1つは、8つに切り分けられたタイプで、使用した果物はイチゴと黄桃。
もう1つは、自分で切り分けるホールタイプです。果物はイチゴと緑色の「わかもも」。クリスマスカラーです。いずれも既存品と比べ、甘さを控えめにしてあります。
試食&評価
組合員たちがそれぞれのケーキを試食し、見た目や味、色合いなどについて評価していきます。
真剣な表情で、自分が食べたい、そして他の人に食べてもらいたいケーキについて考えました。
満足のいく味
どうやら、満足のいく味になりそうです。
味についての評価の後は、ケーキにのせるチョコレートのプレートや装飾を検討します。
協議の末、今年の「みんなでわいわいケーキ」が完成♪
こちらが、組合員の皆さんと協議を重ねた末に完成した、今年の「みんなでわいわいケーキ」です。
会議で提案された「個別包装」への変更は見送られ、「ホールタイプ」での販売ということになりました。
「みんなでわいわいケーキ」の原点に戻り、好きなように切り分けて、たっぷり食べられるよう仕上がっています。
予約の受付はきょうからお近くのコープかごしまで♪
改良された「みんなでワイワイケーキ」は、お近くのコープかごしまで購入することができます。
予約受付 ♥ きょう(10/15)~12/15まで
お 渡 し ♥ 12月23日、24日
価 格 ♥ 3110円(税込)