5月13日(水)ミニチュア写真家・田中達也さん リモート出演
ミニチュア人形と日用品が生み出す小さな小さな世界。その不思議な世界観で大人気のミニチュア写真家・田中 達也さんがリモート出演!ネット上で毎日、作品を発表し続ける田中さんの魅力、その作品に込める想いに迫りました。
ミニチュア写真家・田中達也さん
9年前から毎日一つずつ、ネット上にアップされているミニチュア写真。その数、およそ3300点。身の回りの日用品をモチーフに、中には投稿する季節やその日に因んだものもー。ミニチュア写真家・田中達也さんはミニチュア人形を使い日用品を他のものに「見立て」ることで小さな世界を作り出します。
2011年からネット上に毎日作品を投稿すると大人気に!2017年にはNHK連続テレビ小説のタイトルバックに使用され一気に注目を集めました。今やインスタグラムのフォロワー数は250万人以上!
田中さんは熊本出身。大学進学を機に、鹿児島に移住、好きだった絵を描き始めます。その後、広告デザイナーとして働いていた時に、インスタグラムにミニチュアを題材にし作品を投稿し話題に。2015年に脱サラすると、初となる個展を開催。大手企業のカレンダーや本の表紙など仕事の依頼も。活躍の場は海外にも広がります。2018年、鹿児島県芸術文化奨励賞を受賞。その活躍の場は今も広がり続けています。
田中達也さんインタビュー
Q.どうしてSNSを始めたんですか?
クライアントにマーケティングの目的で、SNSの活用を進めることがあったんですが、そのとき自分がやっていないと説得力が出ないと思ってインスタグラムを始めたんです。
Q.なぜ、ミニチュア写真だった?
インスタグラムでたくさんの人に興味をもってもらうためには、他の人と違うことをしなければならないと考えた時、昔からプラモデルやお城の模型などのマニアだったので、ミニチュアを題材に撮影しようと思いました。
Q.ミニチュア人形はどのくらいある?
数えたことはありませんが、5万体ほど。国内外のメーカーから。海外でも出張にいった先で必ず模型屋に立ち寄るようにしています。販売していないようなポーズや形は3Dプリンターなどで自作しています。
Q.幼い頃にも何かを「見立て」て遊んでたりしましたか?
幼い頃、ブロッコリー見立てて遊んでました。
Q.最後に、田中さんのこれからの夢や目標について
いろいろな国で作品を見てもらえる展示会を開催したい。