鹿児島市で暮らす、1歳から小学5年生までの5人の兄弟。家の中でも走り回ったり、暴れたり、けんかしたり。かと思えば、末っ子にミルクを作って飲ませたり、遊んであげたり。家族の中で厳しさや思いやりを学ぶ5人兄弟を取材しました。
今回の主役は久保山家の5人兄弟です。長男・乃映琉(のえる)君 小学5年生、長女・莉琉亜(りりあ)ちゃん小学3年生、次男・獅凰君(れおん)小学1年生、三男・琉希碧君()5歳、そして次女 愛莉珠(ありす)ちゃん1歳です。琉希碧くんと愛莉珠ちゃんはダウン症です。きょうだい5人、お母さんによれば「いつもすっごくうるさい!!」ということで、にぎやかな夏休みの1日に密着しました。
久保山家の日常
5人がリビングに集合!したかと思えば、取っ組み合いをはじめます。リーダーは長男のえるくん。ケンカが絶えない毎日を送っている兄弟ですが、自宅を離れた外出先では兄弟は仲良く遊び、のえる君はつねに弟たちを気に掛けていました。
夏休みの宿題
夏休み終了まで残りわずかとなった8月28日。宿題も追い込みに入り、小学生の3人は真面目に勉強していました。小学5年ののえるくんと小学3年のりりあちゃんは、自由研究の仕上げに真剣に取り組んでいました。夏休みの宿題をはじめて経験する1年生のれおんくんは、お母さんがそばで見守ります。
静かに勉強するお兄ちゃんお姉ちゃんたちの近くで、1歳のありすちゃんはスヤスヤと眠っていました。お兄ちゃんたちの邪魔をしない良い子です。
勉強をはじめて1時間、りりあちゃんの自由研究が表紙以外完成しました。確認したおかあさんもホッとした様子です。1年生のれおんくんもあと少しで終わりそうでしたが、早く終わらせたいあまり適当に丸をつけてしまい、お母さんに叱られちゃいました。
宿題を終えたのえるくんとりりあちゃんはありすちゃんのところへ。兄弟はみんなありすちゃんをとてもかわいがっています。小さな身体のありすちゃんを優しく抱っこしたり、手足を動かすような遊びをしたり…ありすちゃんもご機嫌です。
兄弟の中でも特にのえるくんはありすちゃんを溺愛していて、ご両親は久保山家の小さいパパと呼んでいるそうです。
お昼ご飯の準備
お昼になるとりりあちゃんが料理の準備をはじめました。今日のメニューは焼きそば。たまねぎの切り方をお母さんに教わって頑張って切っていましたが、目が痛くなって途中でギブアップ。そこに登場したお父さん、馴れた手つきで残りの野菜を切っていきます。家族7人分のやきそば、大きなお鍋で完成しました。りりあちゃんがテーブルに運びます。
午前中幼稚園へ行っていた三男・るきあくんが帰ってきました。お父さんとりりあちゃんが作ったやきそばを、皆美味しそうに頬ばります。こうしてみんなでテーブルを囲む時間は、久保山家にとっても幸せな時間。
久保山家の5人兄弟、けんかしたり、泣いたり、笑ったりしながら、兄弟で助け合い、お互いを大切に思いながら成長しています。
大切なものを保管する はじめてばこ
ありすちゃんに届けられたはじめてばこには、大切なおもちゃが入っていました。ありすちゃんの成長に伴って、色々ものが思い出と一緒に収められていくのでしょう。はじめてばこは、鹿児島県内に居住者登録をした赤ちゃんにお届けします。誕生から6カ月以内に申込をお願いいたします。申込はWEBで受け付けています。