全国の高校生コンビを対象に漫才の面白さを競い合う、『ハイスクールマンザイ2019』。その準決勝に挑む、鹿児島の高校生コンビ「くるしゅうない」。勉強、部活動を頑張りながら漫才の練習に励む二人の夢は、プロのお笑い芸人。鹿児島で磨いた漫才は全国に通用するのか!?大会までの二人を追いました。
鹿児島の高校生漫才コンビ「くるしゅうない」に密着
【くるしゅうない】
鹿児島の高校生、ツッコミの太田君と、ボケの川井くんで結成した「くるしゅうない」が、ハイスクールマンザイ2019に出場しました。予選は動画審査、それを通過したら地方ブロックでの準決勝、そこで1位通過をしたら、笑いの本場、大阪なんばグランド花月で決勝が行われます。予選を通過して準決勝に進んだ「くるしゅうない」。決勝に進むことはできたのか?
【鹿児島での活動】
天文館にあるカフェでは月に1度、鹿児島で活動しているお笑い芸人が集まり、漫才やコントなどのお笑いライブを開催しています。
「くるしゅうない」の二人も漫才の腕を磨く為、このライブに参加をしています。楽屋を覗くと、本番ギリギリまでネタ合わせを行っていました。
【コンビを結成】
公園に二人の姿がありました。ハイスクールマンザイ準決勝に向けて、ネタの調整を行う太田君と川井君。
そんな二人がコンビを結成したのは、同じクラスになった中学1年生の時。それがきっかけで学校の文化祭などで漫才を披露。でも本格的にネタ作りを始めたのは、中学校3年生の終わり。それはある大会の存在でした。街のイベントなどで漫才を披露し腕を磨いた二人。去年ハイスクールマンザイに挑み、見事決勝に進出。惜しくも優勝は逃しましたが、得たものもありました。
【2人の日常】
太田君が通う樟南高等学校の文理コース。難関大学を目指す生徒が多いクラスです。そして、川井君が通うのは鹿児島県立武岡台高校。勉強と共に頑張っているのが幼少時代から続けているサッカー。
【準決勝】
準決勝の舞台は北九州市にある、イオンモール八幡東店。会場には九州地区の予選を通過した高校生漫才師達が続々と集まっていました。準決勝、漫才の時間は3分間。3秒前になるとカウント音がなり、それ以降のネタは採点基準に含まれません。お笑い芸人の「RGさん」と「おかずくらぶ」さんの司会で準決勝が開幕です!そして「くるしゅうない」の出番がやってきました。
【そして】
準決勝敗退し日本一には届かなかった2人。しかし、プロのお笑い芸人という夢には確実に近づいていると思います。