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月~金曜日 ひる2時45分放送

5月29日(水)東京五輪!大島紬でお・も・て・な・し

東京オリンピックに合わせ、全国で進められている「KIMONOプロジェクト」。オリンピックの参加国をイメージした着物を作り、世界の人々をおもてなししようという試みです。鹿児島からも6社の大島紬の織元が参加しています。新しい大島紬の形を模索する作り手の思いに迫りました。そしてスタジオでは、ある国々をイメージした着物を生披露!

東京五輪!大島紬でお・も・て・な・し

KIMONOプロジェクト
来年に迫った東京オリンピック!今月はチケットの受付が行われ、一段とオリンピックへの注目が高まっています。そんな中、オリンピックに参加する国々をイメージした着物を作り、世界の皆さんをおもてなししようという「KIMONOプロジェクト」が全国各地で進んでいます。このプロジェクト、鹿児島からは6社の大島紬の織元が参加しています。

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各国をイメージした大島紬
「ガーナ共和国」。アフリカ大陸の西部にあり、チョコレートの原料になるカカオの産地で有名です。そんなガーナをイメージして作られた大島紬は、国旗を連想させる虹や、特産のカカオの花や実などがデザインされています。
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中央アメリカの中部に位置する、ホンジュラス共和国。コーヒー豆、バナナ、メロンなどの産地ホンジュラスをイメージした大島紬です。バナナの葉、国鳥の金剛インコが大胆にデザインされています。
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東南アジアの島国・シンガポール。国土面積は東京23区と同じ位です。マーライオン、植物園、屋上プールがあるマリーナベイサンズなどの施設が有名。この大島紬は大島紬クイーンの宮里美貴子さんに着ていただきました。シンガポールの国花、ランの花をデザイン。後ろにはマーライオンも。この着物の製作を担当した大瀬商店の大瀬輝也さんにこだわりをお聞きしたところ、ポイントは「明るめの色使いとシンガポールだとわかりやすいデザイン」だそうです。大島紬というと黒というイメージが強いですが、従来のイメージと違った鮮やかな色が特徴の着物です。
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大島紬の制作工程
この着物、制作期間はなんと約1年半!実際の制作工程を見せてもらいました。ベースとなる生地を織り、デザインに使う様々な色・柄の紬を手分けして織ります。完成したベースの生地に刺繍をほどこす加工は、京都の職人に協力してもらったそうです柄のふちどりやパッチワーク、刺繍もすべて手作業。
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KIMONOプロジェクトのはじまり
現在、全国各地で「KIMONOプロジェクト」が進められています。福岡で呉服店を営む高倉慶応(たかくら・よしまさ)さんが発起人で、5年前の2014年に始まりました。東京オリンピックに参加する国をイメージした着物を作り、世界の人をおもてなしするのが目的のこの企画、現在140の着物が完成しています。来年4月までに213の着物の完成を目指しているんだそうです。完成した着物は、オリンピックの開会式で選手団をエスコートする人に着てもらう予定です。
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大島紬にかける大瀬さんの想い
大瀬さんが「KIMONOプロジェクト」に参加を決意した理由の一つが後継者不足。生産量がピーク時の40分の1ほどに減ってしまった大島紬をなんとか盛り上げたいという想いがありました。1300年以上の歴史があるといわれている大島紬は、フランスのゴブラン織り、ペルシャじゅうたんと並んで世界三大織物。大きく分けて30の行程があり、一反ができあがるまで半年から約1年もかかります。この貴重な織物を後世にのこしていくためにも、東京五輪は大きなチャンスです。そして大島紬の新しい可能性を探したいという想いもありました。今まで大島紬には振り袖というイメージがなかったので、イメージを覆したかったんだそうです。
今回ご紹介した3つの大島紬の他、窪田織物は南スーダン共和国、中江絹織物はタンザニア連合共和国。奄美の前田紬工芸は中央アフリカ共和国を東京オリンピックに向けて制作を進めています。KIMONOプロジェクトは支援をしてくださる団体、個人の方を募集中です。詳しくは着物プロジェクトの事務局までご連絡ください。

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【KIMONOプロジェクト事務局】
TEL:0942-34-4711