今年もこの島でヨロンマラソが開催されました。島の人々の温かさ、人と人のつながりを十分いただいてまいりました。コースを説明しますと、島の繁華街・茶花を スタート、島を一周して折り返す、４２．１９５㎞のコース。毎年１０００人余りが参加するこのヨロンマラソン、今年で２８回を迎えました。ドラマがありました、感動がありました。
【与論島】
鹿児島市から南へ５３０キロ、沖縄のすぐ上にある与論島。周囲２３キロ、サトウキび畑とサンゴの海にかこまれ、５３００人あまりが暮らす南の島です。その島へ、一年に一度全国からアスリートたちが集まってきます。
【参加者】
第１回目から参加している、女子最高齢参加の長谷川廣子さんは、８０歳。そして、石原初江さんは、７９歳。
また、去年の大会で、間瀬康平・亜紀さん夫妻にドラマがあったんです。与論で出逢い、結婚、妊娠！
【与論港】
小雨模様の中、沖縄からの上りのフェリーが接岸します。タラップ降りると、アスリートたちに、島の子どもたちからのプレゼントが渡されます。
【おもてなし準備】
立長集落、立長自治公民館で、おもてなしの準備が始まっていました。こちらでは、ヤギ汁と豚汁の準備中でした
【砂美地来館】
大会前日、恒例のウェルカムパーティーの始まりです。ここでも島の女性たちが、心をこめて作った「島料理」でのおもてなしがいっぱいです。
【茶花海岸】
大会当日の朝を迎えました。フルマラソンのスタート会場です！早速、島で採れたショウガを使った「生姜湯」でのおもてなしです。川元葵先生と吹奏楽部の子供たちは演奏でランナー達を応援していました。
【フルマラソン】
午前９時、フルマラソンがスタートしました。男子２４７人、女子８３人、合計３３０人がエントリー。スタート時気象条件は、天候くもり、気温２１．３℃、風は北西の風３．６ｍ、多少暖かめの気温ではあるんですが、これからの天気は雨と予想されていました。ヨロンマラソンの過酷ナコースを果たして何人が完走できたのでしょうか。
【立長エイド】
前日、あのヤギ汁を準備していた立長集落のエイドステーションです。こちらでは豚汁、そしてヤギ汁の甘～い香りが漂っていました。
【ハーフマラソンスタート】
ハーフマラソンのスタート会場では、今年も谷川真理さんが駆けつけていました。まさにハーフは楽しむと言葉が
ぴったり。いろんな選手がいます。
【おもてなし】
コースに１０カ所あるエイドステーション、その「おもてなし」は半端じゃありません。さらに応援も感動します。
太鼓、一斗缶、カネ、さらにヤギさん、そしてネコさんたちも応援です。
【フルマラソンゴール】
フルスタートから、終始トップをキープした五郎谷選手。あの箱根駅連の東洋大学出身です。みごと優勝です！
【フィニッシュ】
雨の中、１回大会から連続参加の石原初江７９さんがＦＩＮＩＳＨを迎えました。
川元葵先生もゴール。女子最高齢参加の長谷川廣子さん（８０歳）。間瀬康平さんもゴール。
最高齢参加の亀野稔さん８７歳は、マイペースでひたすらゴールを目指し、とうとうゴールしました。
【完走会】
完走会でも、皆さん元気でした。踊って呑んで！楽しんで！
来年もまた会いましょう！
