鹿児島市の山形屋で開催中の「加賀百万石のれん市」会場から生中継。29回目を迎えた今回も、輪島塗や九谷焼といった金沢を代表する工芸品をはじめ、日本海の海の幸、和菓子、そして日本酒などのグルメもいっぱい!塚田舞リポーターが魅力をお伝えしました。
山形屋第29回加賀百万石のれん市会場から生中継!
【加賀麩司 宮田】
「加賀麩司 宮田」です。お味噌汁の具材に入っているイメージのお麩ですが、石川県の方では生麩もよく食べられるんです。生麩は国産の小麦粉から取り出したグルテンに国産のもち粉を加え蒸し上げたものです。
生麩(よもぎ・ゆず・ごま)各120g 486円(税込)
【舟楽】
手押しの棒鮨を実演で販売しているお店です。オススメはのどぐろのになります。石川から長崎の日本海側で捕れる魚ですが、海底200~300メートルの深海にいるのでなかなか獲れない珍しい魚です。押し寿司は元々保存食なので、すこし時間を置くとより美味しくいただけるそうです。
【芝寿し】
「芝寿し」は木枠に入った押し寿司が有名ですが、本ずわい蟹をふんだんに使った『本ずわい蟹棒寿し』もオススメです。本ずわい蟹の下にはとびこやカニみそマヨなども入っています。
本ずわい蟹棒寿し(1本) 1681円(税込)
【御朱印】
「御朱印ちょこれーと饅頭」は、チョコで周りをコーティングされていて中に黄身餡が入っている和菓子です。チョコでコーティングされていますが、和風でコーヒーではなくお茶が欲しくなる味です。50年前から作られており祝い事などで食べられる和菓子として地元の方々から人気だそうです。「リトルリトル」という小さいサイズのお饅頭が入ったギフトセットはチョコ以外にもイチゴや抹茶などでコーティングされているものもあり、ちょっとしたお土産などにピッタリです。
御朱印ちょこれーと饅頭 1080円(税込) little りとる(5個入) 648円(税込)
【越山甘清堂】
越山甘清堂は金沢を代表する和菓子のお店で、色々な商品が並んでいます。一番人気は「金城巻」、ふわふわの生地の中に黒蜜の餡と伊予柑の餡が入った商品です。形は金沢城の天守閣や兜をイメージして作っており、前田家の家紋が焼き印されています。
金城巻 1080円(税込)
【輪島塗 桂月堂】
石川県輪島市で生産される漆器「輪島塗」です。何層にも漆を塗っていき完成させると言うことなんですが、器の企画から数えると完成までに1年から2年ぐらいかかるそうです。そのひとつひとつの作業にそれぞれの職人が腕を振るっていて、木地、下地、中塗、研師、上塗、蒔絵、沈金、呂色などの行程を経てひとつの器が出来ています。
フリーカップぼかし仕上げ (大)3万8880円(税込) (中)3万5640円(税込) (小)3万240円(税込)
【知田工房】
知田工房には凛々しい獅子頭が並んでいます。石川県では獅子頭はお正月やお祭り、初節句などの贈り物など、縁起の良い置物として親しまれているんです。こちらでは職人さんが目の前で作品を彫っているのが見学出来ます。かわいい小さな獅子頭はストラップとしてバックなどに付けて持ち歩くことができます。
加賀一刀彫獅子頭 1080円(税込)
縁起物の揃う「加賀百万石のれん市」は3月13日まで開催しています。是非この機会に加賀の人気グルメや伝統工芸品に触れてみて下さい。