久木崎みなみリポーターが、気になる仕事を体験する企画。小さい頃に夢見た人もいるはず!今回は「動物園の飼育員」を一日体験します。多くの生き物たちの命を預かる飼育員の仕事は見た目以上にハード。様々な仕事をこなした久木崎リポーターが感じたこととは!?
みなみの職場体験~平川動物公園編
今回体験してきたのは動物園の飼育員。人気の職業で就職の倍率は10~20倍の狭き門だそうです。今回は飼育員の人気の秘密に迫りました。
【象の宿舎】
象が展示場にいない時はコチラの宿舎で見ることが出来ます。安全に注意しながら「トレーニング」と呼ぶ、動物の健康管理の作業をスタートします。皮膚や爪の様子を目で見て確認したり、機械を使って体温をチェックしていきます。楽しい作業だけではありませんでした。象の展示場に餌を運ぶ作業もお手伝い。象は体が大きいので餌も、草、竹、果実やパンなど毎日数十キロで運ぶのも大変です。
いよいよ象が展示場へ移動します。展示場に入ると早速食事。子ども達も大喜び!そして象が展示場へ行くと、宿舎のお掃除が始まります。スコップを使って糞などを取り除き、水を流すのですが、かなりの重労働でした。
【ビントロング】
ジャコウネコ科でクマネコと呼ばれたりもします。人に慣れやすいので、檻に入って掃除などの作業をしていきます。
【餌やり】
そして、午後も動物への餌を運びます。動物によって餌やりの間隔が違うので管理も大変です。草食獣は餌を食べ続け、肉食獣には絶食日があり。なんとアフリカニシキヘビの食事は1カ月に1回!
【様々な仕事】
午後は1時から、各部署の報告連絡会議などで始まります。飼育員や獣医から担当する動物の状態などが報告されていきます。会議が終わると担当する動物などの日誌をつけたりと、事務作業もたくさんありました。
飼育員の仕事は動物の世話だけではありません。動物への興味を持ってもらうために、様々なイベントもしています。この日は羊毛を使った手芸教室をやっていました。
【アシカプール】
ここには、アシカとペリカンがいます。動物たちは飼育員にとても懐いています。
出てきたのはカリフォルニアアシカの子ども、今年の春から離乳のために小さな魚を食べています。つぶらな瞳がたまらなく可愛いです。
【夜の動物園】
夕方そろそろ閉園の時間ですが、夕暮れで動物が赤く染まる頃になると行動的になる動物や、おとなしくなる動物など、いつもと違う姿が見られるようになってきます。いよいよ夜の動物園の始まりです。8月25日(金)26日(土)は、夜9時まで開園します。