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8月25日(木)熊本地震高校生被災地支援へ

16年08月25日16時11分-外部入力(1:RZ3 )-番組名未取得九州を襲った大地震から4カ月が経った。時間の経過とともに、人々の関心は薄れ、ボランティアや炊き出しなどの支援の輪は縮小している。
そんな中、国分高校の生徒たちが夏休みを使ってボランティアをしようと熊本へ向かった。現地で何を感じたのか-。高校生の活動を通し、被災地の現状と問題点を見つめました。

熊本地震から4カ月 高校生の被災地支援

【益城町へ】
今回、被災地へ向かったのは国分高校の1~2年生の16名。夏休みを返上しを、熊本県の益城町へ向かいました。今回国分高校の生徒たちが訪れた益城町は、最も被害が大きく、半壊・全壊の家屋は5600棟最大で1万6千人が避難していました。倒壊した家屋はそのままの姿で残され、地震の爪痕は今もなお大きく見られます。
16年08月25日16時12分-外部入力(1:RZ3 )-番組名未取得16年08月25日16時16分-外部入力(1:RZ3 )-番組名未取得(0)

 
【支援物資】
被災地には全国から支援物資が寄せられ来ますが、問題は保管場所が無いと言う事。場所がないため、トラックの荷台に乗せられたままの支援物資。この日までにトラックを返却しなければならず、生徒たちはその物資を移動させる作業を手伝いました。
炎天下の中で1時間。生徒たちは支援の苦労を感じながら仕分け作業に汗を流しました。
16年08月25日16時14分-外部入力(1:RZ3 )-番組名未取得(3)16年08月25日16時14分-外部入力(1:RZ3 )-番組名未取得(2)

 
【炊き出し】
「益城町保健福祉センターはぴねす」には、およそ100人が避難生活をしています。
現地ボランティアの協力の下、ここで炊き出しを行いました。実は、この避難所は2週間後に閉鎖することが決まっていました。被災者にとって今回の炊き出しが最後でした。今回の炊き出しは皿うどんです。前日誰もいない学校で仕込んだものでした。
16年08月25日16時17分-外部入力(1:RZ3 )-番組名未取得16年08月25日16時20分-外部入力(1:RZ3 )-番組名未取得

 
16年08月25日16時14分-外部入力(1:RZ3 )-番組名未取得(0)【ボランティアが激減】
実は熊本ではボランティアの数が急激に減っており、支援する側も大きなジレンマを抱えていました。被災地の現状と苦悩。生徒たちは支援の難しさとその必要性を肌で感じたようです。国分高校の生徒たちは、現地に行ったからこそ被災地に思いを寄せ支援の気持ちを持ち続ける必要性を感じたようです。

【問題】
益城町では、9月から避難所が一つになるそうです。それに伴い仮設住宅の建設が進んでおり現在6団地建設されています。仮設住宅のそばで買い物ができる場所がなかったり、狭さや音の問題などまた復興状況で新たな問題が生じているようです。