![](data/img/837/main_1.jpg)
高校最後のインターハイに、日本一を目指し臨んだ立迫大徳さんに密着しました。
立迫さんは陸上800mが専門で6月にはU20アジア選手権で優勝しています。
高校陸上で日本一を目指す、城西高校立迫選手を特集
![](data/img/837/sub_1.jpg)
立迫さん、日本一を目指していました。
駅伝部に所属し、800mが専門です。
去年行われた20歳以下の日本陸上選手権を制すと
今年6月には韓国で開かれたアジア選手権で優勝。
さらに7月にはフランスで行われた大会で3位。
着実にステップアップしています。
立迫さんが掲げた次の目標、
それはインターハイ優勝・日本一です。
出場する専門の800mと1500mで
2冠を目指します。
![](data/img/837/sub_2.jpg)
鹿児島市の実家を離れ、寮で暮らす立迫さん。
陸上に集中するため、親元を離れました。
![](data/img/837/sub_3.jpg)
立迫さんが陸上を始めたのは中学校のときでした。
両親は陸上の指導者、
2人の姉も陸上をする陸上一家に育ちました。
![](data/img/837/sub_4.jpg)
インターハイを1週間後に控えたこの日。
福岡・山口などの4校と合同合宿が行われました。
有酸素能力を上げるため、
この日は早朝から15キロを走ります。
4日間の合宿。
インターハイをイメージしながら
さらに力をつけていきます。
![](data/img/837/sub_5.jpg)
高校最後のインターハイへ。
いよいよ勝負の北海道です。
日本一を狙います。
数々の大会で結果を残してきた立迫さんですが、
実は高校生の全国大会では
一度も優勝したことがありません。
悲願の日本一へ。挑戦が始まります。
![](data/img/837/sub_6.jpg)
立迫さん、順調にいけば4日間で5レースを走ります。
1500m予選を突破し、決勝当日。
立迫さんにある変化がありました。
この短髪で優勝を狙います。
ラスト1周。立迫さん勝負をかけます。
結果は3位。
スパートをはやくかけすぎました。
残るは専門の800m。すべてをかけます。
800mは予選、準決勝と勝ち進みました。
迎えた決勝当日。
これまで4レースを走っていた立迫さん、疲れが見えます。
アジアも制した専門の800m、負けられない戦いが始まります。
順調にスタートした立迫さん。
しかし、位置取りがうまくいきません。
ラスト250m、スパートをかけます。
これまでの勝ちパターンです。
1分48秒50。
1秒近く自己ベストを更新しながらも完敗でした。
全力で駆け抜けたインターハイ。
目標には届きませんでしたが、
成長を確信した夏になりました。
![](data/img/837/sub_8.jpg)
立迫さん、次のレースはかごしま国体です。
立迫さんが出場する少年男子共通800mは
来月16日に予選、17日に決勝が行われます。