皆さんは、家に備えている、非常食の賞味期限など確認していますか?
夏休みは、家庭で眠っている缶詰などを使う、チャンスなんです。
夏のキャンプで、キャンプめしを作りながら、防災の意識を高めてみませんか?
【ゲスト】日本食育防災士の中村詩織さん
鹿児島市出身・食育と防災のプロ、日本食育防災士の中村詩織さんをゲストにお招きして、
お送りしました。
グリーンファーム(鹿児島市)で、防災キャンプめし作り
旬の野菜の収穫体験など、様々なアクティビティが楽しめる、人気のスポットです。
グリーンファームは、キャンプ施設も充実!
この場所で、防災キャンプめし作りにチャレンジします。
今回は、ただのキャンプめしではありません。
「防災」がポイントで、防災に便利な食品、常温で保存がきく食材を使っていきます。
これなら、キャンプの時も便利ですよね~♪
彩り時短パエリア
【材料】
無洗米 2合
水 400ml
トマト缶 1缶
コーン缶 1缶
ツナ缶 1缶
コンソメ顆粒 2本(スティックタイプ)
魚肉ソーセージ 1本
【トッピング】おもち・粉チーズ・乾燥パセリなどお好みで
【作り方】
■フライパンにお米をいれます。
《ここで防災ポイント!》
・クッキングシートを使います。できるだけ、洗い物を増やさないのがポイントです。
・お米は、水をあまり使わない無洗米がオススメ。
■続いて、缶詰のトマトを入れます。
・缶詰を使うことで時短になる♪
・さらにお水は、空いた缶をカップ代わりにして入れます。
こうすることで、中身を最後まできれいに入れられ、洗い物が減らせます。
これも節水につながりますね~。
■コーンを入れます。
・コンソメは、溶けやすい粉末タイプがオススメです。
しっかりと混ぜましょう。
■缶詰のふたで魚肉ソーセージを切っていきます。
・ソーセージの袋をまな板代わりにすれば、さらに洗い物が減りますよ♪
《ここで防災ポイント!》
今回のお料理は、包丁を一切使わず、缶詰のふたを包丁の代わりに使います。
特に、地震が起きたときは「余震」に備え、できるだけ包丁を使わない料理にすると安心なんです。
■切ったソーセージを並べ、ツナをいれます。
・お好みで、「おもち」を入れるのもオススメ♪
食感や腹もちが良くなります。
■火をつけます。ふたはアルミホイルです。
・空気を逃がすため、アルミホイルに穴を作り、まずは「強火」で沸騰させていきます。
■ぐつぐつと音がしてきたら弱火にして、20分ほど火をいれます。
■そのあと10分間蒸らせば、完成!
おもちのもちもち感がたまりません。
コーンも入っていて、甘みがあるので、小さいお子さんでも喜ぶと思いますよ~。
わくわくパンケーキ
【材料】2~3人分
ホットケーキミックス 200g
豆乳 200ml
サラダ油 大さじ1
【トッピング】
ジャムや缶詰の果物、あんこなど、好みのもの
牛乳やヨーグルトは基本的に要冷蔵ですが、豆乳は常温で保存ができます。
未開封であれば、賞味期限が3~4カ月先というものもあるんです。
洗い物を増やさないようにするため、ポリ袋を活用します。
【作り方】
■袋にホットケーキミックスを入れたら豆乳を入れ、よく混ぜる。
■袋の先をはさみで切り、油をしいたフライパンに生地を流し込んでいきます。
火加減は弱火です。裏側も軽く焼いたら、完成です。
生地が甘さ控えめなので、いろんな具材と組み合わせやすいのも嬉しいポイントです。
まとめ
①ローリングストック
②洗い物を最小限に(節水)
③包丁を使わない