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6月16日は、和菓子の日。
きょう主役の和菓子を特集しました。
なぜ、和菓子の日か
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由来はさまざまあるのですが、平安時代中期の西暦848年、
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季節を感じる、鹿児島の和スイーツを紹介しました。
リッチモン松元・出水市高尾野町
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九州でも数人しか取得していない資格をお持ちの、職人がいると聞いてやってきました。
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和菓子を作り続けて74年の歴史を持つ、出水市の「リッチモン松元」。
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ショーケースには、饅頭などの和菓子が並びます。
昔から、地元の方の誕生日や記念日に寄り添ってきたお店です。
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中でも力を入れているのが、和菓子のひとつ、登録無形文化財に登録されている、「
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「煉切」とは、白あんに砂糖、山芋などのつなぎを加え、練った白あんの生菓子です。
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「木製のへら」などを補助的に使いながら、職人の技によってひとつひとつ丁寧に作られる、日本の伝統的な製菓技術です。
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作っているのは、3代目の松元政喜さんです。
創業74年のリッチモン松元は、おじいさんの代から始まり、お父さん、そして政喜さんへと受け継がれてきました。
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子供の頃から、和菓子の道へ進むことを決めていた政喜さん。
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東京や埼玉などで修行を重ね、九州には数名しかいないという、全国和菓子協会の「選・和菓子職」に認定されました。
さらに、厚生労働省の「和菓子一級技能士」の資格も取得しました。
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蛍籠
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薫風
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清流
清流をアユが泳いでいる姿が表現されています。
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上生菓子 各320円
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四季の移ろいを目や口で楽しむ、日本伝統の和菓子。
是非ご堪能ください。
きくすい堂・姶良郡湧水町
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一風変わった和菓子があると聞いて訪ねたのは、湧水町にある創業61年の和洋菓子店「きくすい堂」です。
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店内は、色とりどりの和菓子がずらり。
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その中で、これからの季節にぴったりの和菓子がありました。
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くずバー
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和菓子なのにアイス?
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現在、フレーバーはサイダー・マンゴー・ストロベリー、バナナやピーチなど7種類。
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夏のフルーツが楽しめます。
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見た目はアイスですが、常温でも溶けないから、ゆっくり味わって食べられます。
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原料のくず粉は、秋の七草の一つ、「クズの根」由来のデンプンを精製して作られる、食用の粉。
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くず粉に、水飴や水、フルーツのペーストを混ぜ、果肉がぎっしり敷き詰められた型に凍らせて作ります。
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そして、このくずバーには、「日本名水百選」のひとつに選ばれている、丸池の湧き水が使われています。
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湧水町自慢の丸池湧水は、水の硬度や含まれている成分が、和菓子作りにぴったりなんだそうです。
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今後は、新しい味の追加も予定されているとのこと。
地域への思いが込められた、新感覚のアイス。
みなさんも、味わってみてください。
おはぎカフェ R.むらさき ・鹿児島市吉野町
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鹿児島市吉野町の閑静な住宅地の中に、今年オープンした和菓子店です。
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自宅を開放して始めたというカフェ。
メニューは「おはぎ一拓」のおはぎ専門店なんです。
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「おはぎ」と言っても、種類は様々です。
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見た目も楽しい、色とりどりのおはぎセット。
おはぎセット 880円
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定番のこしあんに加え、クチナシでビタミンカラーに色付けし、ユズをトッピングしたおはぎ。
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そして、同じく白あんにクチナシを使い、紫に色付けし、紫陽花を表現。
中に、レモンピールを包み込んだおはぎです。
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7種類のおはぎを、月替わりで提供しています。
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もともとは、歯科助手として働いていた、オーナーの内山さん。
独学で、おはぎ作りを勉強しました。
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退職後に始めたアクセサリー教室で、お茶うけに出したおはぎが好評だったことが、お店をオープンさせるきっかけになったのだそうです。
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隠れ家的な、おはぎカフェ。
是非、お出かけください。
おはぎは、テイクアウトも可能です。
テイクアウト 7個入り 1450円