県民の憩いの場、鹿児島市吉野町にある「吉野公園」に、グランピング施設ができるんです。
オープンを前に、その魅力をお届けしました。
県立吉野公園
標高234mの高台にある、およそ30ヘクタールの広い敷地を持つ都市公園です。
四季折々の花が迎えてくれ、県民の憩いの場として親しまれています。
県立吉野公園内に新しくできたグランピング施設、「カゴシマ グランピング ヨシゾラ」です。
自然豊かな吉野公園、そして美しく澄んだ空。
二つの言葉を融合して、「ヨシゾラ」という名前になったそうです。
離島をイメージした宿泊棟
宿泊棟は、3つのドームテントと5つのキャビンタイプの計8棟。
雄大な桜島を望む、いま注目のグランピング施設です。
グランピングとは、リゾート感覚でぜいたくなサービスを受けられる、新しいキャンプスタイルのことです。
支配人の今森美也子さんです。
こちらでは、宿泊棟それぞれに、鹿児島の離島の名前がついています。
案内していただきました。
【屋久島】
天井は屋久杉をイメージし、ベッドや小物は屋久島の森を感じさせる色合いとなっています。
また、ダイニングスペースも屋久島の森をイメージした壁紙です。
【沖永良部島】
「花の島」とも言われることから、お花や鳥が迎えてくれます。
ベッドルームは、海岸から見える夕日を表しています。
【桜島】
溶岩や火山灰をイメージした内装となっていて、桜島が最もきれいに見える宿泊棟なんです。
【奄美大島】
青い海を感じさせる室内となっていてます。
すべてお風呂も広々としていて、快適に過ごせるのも魅力です。
【種子島】
高さ3.5mの広々とした室内の、より豪華な「ドームテント」です。
種子島には「宇宙センター」があることから、宇宙をイメージしています。
テントなんですが、空調がついているので、夏も冬も快適に過ごせます。
隣接するキャビンは、壁紙が天体模様となっていて、まさに宇宙づくしのお部屋です。
キャンプの醍醐味★バーベキュー
日が暮れると、お待ちかねのディナー。
グランピングなので、料理はお部屋まで持ってきてもらえます。
さらに、鹿児島市の人気フレンチシュフが監修していて、本格的なメニューが楽しめます。
前菜は、きびなごのエスカベッシュ、南蛮漬けから。
続いて、高級品として知られる、霧島サーモンのマリネです。
器は、県内各地の工房などから取り寄せているんです。
キャンプで器にまでこだわるのも、ぜいたくですよね。
施設内の木がライトアップされ、そろそろメインのバーベキューです。
雄大な桜島と吉野の空を眺め、鹿児島の島々を感じながらくつろぐ、非日常体験。
ぜひ、吉野公園のグランピング施設で、リゾート気分を味わってみてください。
カゴシマ グランピング ヨシゾラ