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11月1日(火)きょうは本格焼酎の日!職人の技が生み出す焼酎造りの世界

11月1日は「本格焼酎の日」。
新酒ができるこの時期、100年以上の歴史を持つ南さつま市の本坊酒造を訪ね、焼酎造りを学んできました。
さらに自宅でできる、本格焼酎の簡単アレンジも紹介しました。
 

11月1日は「本格焼酎の日」

毎年、今ごろは新酒が出回る時期ですが、本格焼酎を広くアピールしようと、11月1日を「本格焼酎の日」としました。

「本格焼酎」とは?

単式蒸留焼酎のうち、国税庁が指定した原料を使い発酵させるなど、一定の条件をクリアしたものを「本格焼酎」といいます。
 

「芋焼酎」の蒸溜所を訪問

1872年創業。
100年以上の焼酎造りの歴史をもつ焼酎蔵「本坊酒造」を訪ねました。

豊かな自然に囲まれた知覧蒸溜所では、焼酎の製造が真っ盛りです。

芋は、今年収穫したもののみを使用。
できた新酒が「桜島 年号焼酎」です

焼酎造りの世界へ

一般の方は入ることができない仕込み蔵を特別に案内していただきました。

【​さつまいもの処理】
​さつまいもを丹念に洗浄したあと、品質悪化の原因となる両端と、傷んでいる部分をすべて手作業で切り落としていきます​。
 

処理が終わった後は、さつまいもを巨大な機械で蒸します。
 

【一次仕込み・二次仕込み・蒸留】
さつまいもの処理が終わったら、「一次仕込み」・「二次仕込み」・「蒸留」の行程へと進みます。
 

「一次仕込み」では、米麹と酵母、水を合わせて「一次もろみ」を造ります。
 

この「一次もろみ」に、処理済のさつまいもと水を合わせて発酵させます。
これが「二次仕込み」です。
 

そうすると、さつまいものでんぷんが分解されて、アルコールになっていきます。

 

「二次仕込み」で造られた「二次もろみ」から、アルコールや香気成分を取り出す工程が「蒸留」です。
 

ちなみに、「蒸留」の技術が生まれたとされるのが、「古代メソポタミア文明」。
諸説ありますが、お酒ではなく、香水を作る目的で蒸留機が発明されたと言われています。

【瓶詰め】
蒸留したての新酒は、すぐに瓶詰めされて私たちのもとに届きます。
新鮮でフルーティーな味わいを楽しめるのは今だけ!
新酒ならではの魅力ですよね。

桜島年号焼酎 2022年1800ml 2050円(税込)

​本格焼酎を簡単アレンジ

本格焼酎を使った簡単アレンジレシピを教えていただいたのは、鹿児島市船津町にある本格焼酎&ワインバー「鹿ロク」のバーテンダー、エイリー麻弥さんです。

 

​出身はアメリカ。
焼酎に魅せられ、蔵元に足しげく通います。
焼酎マイスターの資格も持っています。
 

★オータム梅酒
芋焼酎ベースの梅酒と、芋焼酎が材料です。

 

【材料】
芋焼酎(1:1お湯割り) 120ml
梅酒           30ml

【作り方】
①芋焼酎(1:1お湯割り) 120mlを注ぐ
②梅酒 30mlを注いで混ぜる

★おとなのカルアミルク
 

【材料】
芋焼酎 20ml
カルア 10ml
豆乳  60ml

【作り方】
①芋焼酎 20mlを注ぐ
②カルア 10mlを注ぐ
③豆乳 60ml入れてかき混ぜ、クラッシュアイスの入ったグラスに移す

​★カゴシマコーヒー
 

【材料】
麦焼酎(ホット) 60ml
ホットコーヒー  90ml
シロップ     お好みで

【作り方】
①麦焼酎 60mlを注ぐ
②ホットコーヒー 90mlを注ぐ
③お好みでシロップを加えると完成

本格焼酎&ワインBar鹿 
県内の全蔵元の焼酎、およそ350種類が楽しめます。

住 所 鹿児島市船津町1-2松村ビル201
電 話 099-224-6886
営 業 午後7時30分~翌午前2時
定休日 日曜日
駐車場 なし

 

KTSからのお知らせ

11月2日に開幕する鹿児島県高校駅伝。
 

大会を盛り上げようと、KTSとNHKが高校駅伝応援プロジェクトを立ち上げました。
大会の模様をNHKはラジオで、KTSはテレビで全力応援します!

今回、応援マネージャーを務めてくれた乃木坂46佐藤楓さんのスペシャルインタビューも掲載しています。

鹿児島県高校駅伝 応援マネージャー 佐藤楓さんインタビューはコチラ

大会の模様は、11月6日放送の特別番組
たすきをつなぐ鹿児島県高校駅伝大会2022でお伝えします。
ぜひご覧下さい!

特別番組の詳細はコチラ