突然の地震や火災、台風などの災害。
その時、どうやって自分や家族の命を守るのか。
薩摩川内市消防局から生中継で、備えのポイントを聞きました。
薩摩川内市
薩摩川内市消防局の中にある防災研修センターでは、色々な防災体験ができます。
巨大地震・震度7の揺れの体験
大きな被害を出した熊本地震や、東日本大震災などと同じ「震度7」の揺れです。
このような地震は、鹿児島でもいつ起きるか分かりません。
巨大地震が来たとき、どうすればいいのか?
いざ巨大地震が来たときにどうすればいいのか、消火や救助のプロである薩摩川内市消防局の
【地震による火災が発生したとき】
大きい地震が起きたら、いろいろな被害が出ますが、「地震による火災」も心配です。
今から27年前の阪神・淡路大震災では、6000人以上が死亡。
多くの方が火災で犠牲になっています。
大規模な地震が発生した場合、火災が多くの場所で同時に発生する恐れがあります。
Q大きい地震が起きたら、どうすればいいですか?
(山﨑さん)
A. ①まず身を守る
②すばやく火の始末
③出口を確保する
(山﨑さん)
自分が手を伸ばしたくらいまでの火なら、消火器で消せる場合もあります。
しかしそもそも消火器がなかったり、
天井まで火が届いていたり、
それ以上の火であれば、
すぐに逃げてください。
【煙が出ているときの避難】
Q.火事では、煙も出ると思いますが、逃げる際は何に注意すればいいのでしょうか。
煙が充満した所から避難する体験が出来ますので、実際にやってみました。
煙が上のほうに充満していて、怖いですね・・・。
Q.これはどうやって逃げればいいのですか?
(山﨑さん)
A. ①タオルなどで鼻と口を押さえる
②頭を守る
③低い姿勢で避難する
(山﨑さん)
地震の際、膝や手をついて逃げると瓦礫などでケガをするので、中腰で逃げて下さい。
暴風雨の時は、 何に気を付ければいい?
(山﨑さん)
・避難場所、経路を確認する
・むやみに外出をしない
・テレビやラジオで情報を聞く
・安全な場所に避難する
・避難するときは火を始末する
・避難に適した服装
・浸水している場所は深さに注意
・避難に危険を感じたら、無理せず近くの高い場所や丈夫な建物に逃げる
薩摩川内市消防局の防災研修センターでは、地震や暴風雨、煙や消火器などの体験が出来ます。
九州でも珍しい体験型の施設ですので、ぜひ体験してみてください。
🚒薩摩川内市消防局🚑
住所 | 薩摩川内市中郷町5031番地1 |
時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時まで) |
体験 | 地震、煙、暴風雨、初期消火、119番通報 |
入場 | 無料 |
休館 | 毎週月曜日(祝日の場合その翌日)年末年始 |
問い合わせ | 0996-22-0119 |