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SDGsを日本語にすると、「持続可能な開発目標」。
2030年のゴールを目指し、達成させたい17の目標が掲げられています。
きょうは、身近なことからできるSDGsについてお伝えしました。
エコなアクセサリー作りを体験!
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まずお邪魔したのは、鹿児島市下荒田のワークショップです。
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こちらではくじらやカメ、ヒトデなどの形をした、オリジナルの可愛いアクセサリーを作ることができます。
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主宰しているのは、おととし東京からIターンした山瀬加奈さんです。
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アクセサリーの材料は、山瀬さんが海で拾ってきたプラスチックゴミ、いわゆる「海洋プラスチック」を使います。
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作り方は簡単。
気に入ったプラスチックを、レジンというネイルアートなどにも使われているジェルで固めます。
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わずか10分ほどで、かわいいアクセサリーのできあがりです。
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山瀬さんは月に一回、海に清掃作業にでかけます。
これまでに拾ったゴミは、500キロ以上。
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もし私たちがこのままプラスチックゴミを海に排出し続ければ、2050年には海に住む魚の総重量を超えると言われています。
豊かで美しい海を未来に残すため、意識を変えていくことがそれぞれ求められていますね。
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山瀬さんのアクセサリーは、鹿児島市泉町のナチュエコライフマーケットと屋久島のカフェアンドバー「げっこー」、そしてオンラインで購入できます。
次回のワークショップは、5月に開催するということです。
是非、インスタをチェックしてみてください。
お得に食品ロス削減!
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食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられる食品のことを言います。
日本では、年間およそ570万トンの食品を廃棄しています。
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食品ロスの処理には、膨大な費用がかかります。
食べ物は水分を含んでいて、焼却に大量の燃料が必要になるからです。
そしてその際、多くの二酸化炭素も排出してしまいます。
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ですから、私たち一人一人が意識を高めて食品ロスを減らすことは、食料資源を有効に利用でき、さらに地球温暖化を抑えることにもつながります。
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そこで、食品ロスになりそうなメニューを、お客さんが割安で購入できるアプリを紹介します。
その名も「TABETE」。
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お店が売れ残りそうなメニューを割引きし、その情報が一覧で見られる「フードシェアリングサービス」です。
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たとえば、「通常1100円の商品が『売れ残りそう』だから4割引で販売する」というお店と、アプリユーザーである客をマッチングするサービスです。
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店舗側は、あらかじめ1万円の登録料を支払って利用し、お客さんはお店で食べるものとおなじメニューを、アプリを使って割安で購入できます。
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しかもこのアプリは、自分がこれまでどのくらいの食品ロスを救ったのか、二酸化炭素の量をどれくらい削減したのかなども一目でわかるそうです。
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首都圏ではかなり浸透しているそうですが、開発者はこれからどんどん登録店舗を増やしていきたいと話しています。
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鹿児島でこのアプリを導入しているお店は、現在のところアミュプラザ5階にある「チーズ&ドリア」の1店舗です。
CHEESE&DORIA.sweets
住所 鹿児島市中央町1-1アミュプラザ鹿児島5F
電話 099-812-6309
コーヒー豆をエコにリサイクル!
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鹿児島市郡山町のやまびと工房。
去年オープンした喫茶店です。
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オーナーの森重さんご夫婦は登山好きで、環境への配慮を欠かしません。
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ごみを減らすため、お店で使った出涸らしのコーヒー豆を消臭剤にして、お客さんや訪れた人たちに無料で配っています。
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実は、焙煎した後のコーヒー豆は表面に小さな穴があり、乾燥させると「炭」同様に匂いを吸収してくれるんです。
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そのほかにも家庭菜園や植物の肥料として使えるなど、万能なリサイクル用品として注目されています。
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やまびと工房では、これまで5キロ以上のコーヒー豆を消臭剤としてリサイクルしたそうです。
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☕やまびと工房☕
住所 鹿児島市郡山町1321-1スキルハウス103
電話 090-8910-6663