開催中の「仙巌園 菊まつり」の様子をお伝えしました。
菊は「仙境に咲く霊薬」として、邪気を払い長寿の効能があると信じられて来た花なんだそうです。
菊まつりの会場の島津家別邸仙巌園は、360年以上前、19代当主島津光久公によって築かれました。
およそ1万5千坪の広大な敷地内では、四季折々のイベントが開かれています。
そんな仙巌園が鹿児島に秋を告げるイベントが、「菊まつり」です。
仙巌園の広報を担当している、鶴園なつみさんに案内していただきました。
鹿児島県菊花連盟の品評会に出品された菊が並んでいます。
花を正面から見ると、手前の列から奥にかけて少しずつ背が高くなっています。
すべて既定の高さまで調整し、同じ列の花は同じ大きさに。
さらに、出来るだけ大輪に咲かせるのが重要で、菊をこのように育てるのは難しいのだそうです。
仙厳園オリジナルの展示場では、今年は「菊まつりのテーマ」を募集して、飾りつけをしたそうです。
リクエストを受けて作られたのが、西郷どんと篤姫さまの菊人形です。
1体につき、およそ1000本の菊の花が使われています。
期間中に、菊の花を入れ替える作業もあるそうなので、これを見られたらラッキーですね☆
菊まつりと一緒に見てね♥
菊まつりを楽しみながら、園内を散策♪
鶴園さんおすすめのスポットを紹介していただきました。
錫門
・お殿様とお世継ぎしか使用できなかった。
・海の近さを感じておすすめ。
・天気が良いときは開聞岳も望める。
御居間
・お殿様が仕事や昼食時に使用していた部屋。
・「御居間」から見える桜島が素晴らしい。
両棒餅(ぢゃんぼもち)
園内を散策していると、香ばしく甘い香りが漂ってきます。
鉄板の上で焼かれる一口サイズの餅。
焼き立てに、竹を刺して。。。
そう、鹿児島を代表するお菓子、両棒餅(ぢゃんぼもち)です。
両棒餅 しょうゆ/みそ ※みそはオリジナルの合わせみそ
6本:360円 (税込)
10本:600円 (税込)
こくとう ※奄美産黒糖を使用
6本:480円 (税込)
10本:800円 (税込)
仙巌園では、つきたてのモチで頂けるんですよ~。
味は、昔ながらの「しょうゆだれ」と、仙巌園オリジナルの「みそだれ」、そして「こくとうだれ」の3種類。
お好みを2つ選べるセットもあります。
仙巌園の菊まつりは、今月23日まで開催中です。
秋を感じる休日、ご家族やお友達といかがですか~。
仙巌園
住所 鹿児島市吉野町9700-1
電話 099-247-1551
入園料 高校生以上 1000円 (税込)
中学生以下 500円 (税込)
※御殿に入場の場合は別途必要です
営業 午前9時〜午後5時
仙厳園ホームページ