県内でも、人気を高めているキッチンカーについてお伝えしました!
キッチンカー急増中
密を避けられると人気のキッチンカー。2年前あたりから急激に増加しているんですよ。
また、今年は4/1 ~ 8/31までの5カ月間で21件も増えているんです。
そんなキッチンカーのイベントが、鹿児島市で開かれていました。
題して「水曜日にどうでしょうプロジェクト」!
会場に伺うと、6台のキッチンカーが集まっていました。
複数のキッチンカーが一堂に集まるイベントで、毎週水曜日に鹿児島市新栄町にあるauショップ産業道路店で開催されます。
この日はタコスにたこ焼き、そしてクレープなどのキッチンカーが来ていました。
今回は、その中から2店舗をご紹介します。
キッチンカー珊瑚礁
種子島で民宿を営む店主が、キッチンカーで鹿児島市に来て販売しているだそうです。
種子島の食材のトビウオだけでなく、錦江湾などでとれた深海魚も頂けるんです。
店主の河口さんは、新型コロナによって生活が変わりました。
キッチンカーが救世主となったそうです。
珊瑚礁のおすすめ
トビウオメンチ&深海ヒメアマエビWバーガー 800円(税込)
からあげ八鶏伝
キッチンカーを始めて15年目。
このイベントが支えになっているそうです。
八鶏伝イチオシ
しそと梅肉からあげ (6個入り) 500円(税込)
水曜日にどうでしょうプロジェクト
auショップ産業道路店
住所:鹿児島市新栄町12-6
このイベントは、週末などには県内の様々な場所でこのようなイベントを開催しています。そちらもぜひチェックしてみてください。
新たにキッチンカーに挑戦する飲食店
鹿児島市城山町にある「haru slow food」。
2014年にオープンして今年で8年目で、季節に合わせた和洋折衷の料理が頂けるお店です。
春田光久さんと、奥さんの麻美さんの2人で切り盛りしています。
春田さん夫妻も新型コロナの影響を受けました。
売り上げは5割減少、そんなときに決意したのがキッチンカーでの営業でした。
オープンに向けて、近くの駐車場でキッチンカーの制作中ということで、案内して頂きました。
キッチンカーとしては大型の車で、2tトラックを改造しているのだそうです。
実は、キッチンカーは車に積む水の量で調理の工程が異なります。
軽自動車サイズは40リットルしか積めず、簡単な調理しかできません。
このような大型のキッチンカーは、200リットルの水を積むことができ、仕込みから可能になるんです。
一般的に、キッチンカーで営業を始めるまでには、このように車を購入、加工し、その中に調理器具を設置。
そして、メニューを考え、販売場所の許可を取り、営業許可書を申請する必要があります。
haruのキッチンカー、総費用は350万円。
中はかなり広くて、設備も整っていました。
そして、新メニューの開発にも取り組んでいました。
haruの日替わり弁当 700~800円
お米は十五穀米。
野菜は鹿児島県産のものを使うなど、食材にこだわりました。
また、味付けはお弁当用に改良し、優しい味付けに。
お弁当には珍しくスープが入っています。
Q.なぜ大型のキッチンカーにこだわるの?
春田さんは、子ども食堂や災害支援といった活動をしたいという思いがあるそうです。
自身も子どもを持つ父である春田さん。子どもたちに食材を見せながらイチから料理を作ることをしたい、と話します。
また、春田さんは観光振興や災害支援を目的に活動している鹿児島ケータリング協会で理事を務めており、これまでも被災地に行きたいと感じていたのだそうです。
キッチンカーは来月初めにオープンする予定です。
haru slow food
鹿児島市城山町2-8 加樹園ビル1F
TEL :099-295-6501
ランチ :11:30~14:00
ディナー:休業中
定休日 :月曜日