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8月30日(月)もしも新型コロナ陽性に。事前に準備しておく物とは!?

県内でも感染が急拡大している新型コロナウイルス。
番組では、感染予防以外にも備えておくべき事を特集。
もしコロナ陽性と判断されてからは外出が困難になる。入院やホテル療養の為に普段から家庭で準備しておくべき物や、便利なアイテムなどを経験者への取材をもとに紹介。

 

県内の新型コロナウイルスに関する情報

県内では8/29(日)新たに感染が確認されたのは、鹿児島市が発表した77人と県が発表した51人の合わせて128人です。
1日に発表される感染者が100人を超えるのは今月11日から19日連続です。
県内の感染者は累計で7978人となりました。

県によりますと8/28(土)時点で、776人が医療機関や宿泊施設で療養していて、うち5人が重症、93人が酸素投与を必要とする中等症です。
また、自宅などで待機をしている人は1018人となっています。

新型コロナがまん延する中、みなさんも感染対策には気をつかっていると思いますが、
それでも突然、コロナに感染したり、濃厚接触者になってしまうと、自宅待機しなければいけない状況に陥るかもしれません。

そこできょうは、いざという時に備え、何を準備しておいたらいいのか、体験者への取材で分かったことなどをもとにお伝えします。

男性Cさんの例

男性Cさんは、コロナに感染して一時入院したものの、
現在は退院して自宅療養を続けています。
鹿児島市にお住まいの男性Cさんの例を元に解説していきます!

Cさんを取り巻く状況が変わったのは今月9日の夜です。
Cさんのもとに、会社の同僚、Dさんが新型コロナに感染したとの連絡が入ります。

この時Cさんには、特に気になる症状などは無かったそうです。
しかしその翌日、任意でPCR検査を受けたところ、陽性の反応が出てしまいました。
無症状でも陽性になることがあるんですね。

CさんはPCR検査を受けた時も、体調に変わりはなかったそうなんですが、コロナ陽性が確認されたことから、宿泊療養先が決まるまでの間、自宅で待機することになりました。
急に自宅待機になったら、何も準備できませんね

実はCさんには同居するご家族もいましたが、ご家族もまた、濃厚接触者となってしまったため、買い物などにも出られず、大変困ったそうです。

 

準備しておくべきモノ

そんな時に どのような備えをしていればいいのか?
県の担当者や、取材に応じて頂いたCさんはじめ コロナに感染した方々の話をもとに 準備しておくべきモノを スタジオに集めてみました。

食料品や薬類、日用品など色々とあるのが分かります。 パッと見、どれも普通にご家庭にあるものな気がしますけど。 そうなんです! ただ、今回お話を伺ったCさんのように、 急にコロナ感染が発覚したものの、 すぐに宿泊療養とならず、 自宅待機となった場合や、 濃厚接触者になってしまった場合は しばらく外出ができません。そこで数日間から長くて14日間を 何とか乗り切る必要が出てくるんです。

具体的に見ていきましょう まず必要なのは食料です。 主食となるお米やうどん、パスタは ある程度準備しておく必要があります。
その他にも、 調理の手間が省けるレトルト食品や、缶詰、 冷凍食品や、インスタント食品なども ストックしておくと便利です。
また、具合が悪くなった場合などを考えて、 食べやすく、必要なカロリーを得られる、 栄養補助食品やゼリー飲料などを 用意しておくと良いそうです。
その他には、熱が出た場合などを考えて、 経口補水液やスポーツ飲料があるといいそうです。ちなみにスポーツ飲料は、 水に溶かして飲む粉末状のものもあるので、 収納スペースが少ない場合は重宝します。
今の鹿児島の状況から見て、 大体1週間から10日分の食料を用意しておけば、 もしコロナに感染しても、 何とか宿泊療養先が決まるまでを 乗り切ることができそうです。

日用品

ティッシュペーパーやトイレットペーパー、生理用品など、こちらも特別なモノは特にありませんが、無いと困るモノばかりです。
ちなみに、石けんや洗剤などは、ホテル療養になった場合、下着などを手洗いするときに必要となりますので、いま家にどのくらいの分量が残っているのかチェックしておいた方が良さそうです。

 

薬関係

コロナ感染後、高熱が出る人が多いようです。
そのため、解熱剤や総合風邪薬、その他にも胃薬などがあるといいそうです。
あと、「体温計が家にない」という方は、ご家庭に1つ準備しておくといいと思います。
また、氷まくらや冷却ジェルシートなどもあると助かるそうです。

その他

下着やパジャマ、タオルなどをあらかじめ準備しておくと宿泊療養に移る場合役に立つということです。
もし、コロナ陽性になったら、症状が出る前に準備していた方が良さそうです。

こうやって見ると、災害への備えに似ていますね。
ただ、地震や大雨などの災害時とは違い、コロナ感染での自宅待機期間というのは、水道や電気、ガスなどのインフラは無事ですので、ある程度の食料などをストックしておくことが大事だと言えます。
 

ネットショッピング

また、もし準備する間もなくコロナに感染してしまっても、例えばネットショッピングによる置き配、玄関先に品物を届けてもらうサービスなどもありますから、今のうちに自分なりにシミュレートしてみるといざという時に役に立つと思います。

自宅待機となって3日目の夕方

自宅待機から療養先が決まり、Cさんは自宅からホテルへ移ることになります。
Cさんを乗せて走るのは、宿泊療養者を運ぶために県が手配したワゴン車です。
運転席や助手席と後部座席はビニールで仕切られ、感染対策が施されていることが分かります。この時、Cさんは1人で乗車したそうですが、県などによりますと、場合によっては、療養する人が数名で乗り合わせることもあるそうです。
ちなみに、Cさんによりますと、ドライバーさんや助手席に乗っていた方も、防護服を着用していて、  ドアノブなどには触らないようお願いもされたそうです。




 

宿泊療養について

そして宿泊療養となるのですが、
県によりますと、朝と夕方に体温計とパルスオキシメーターで体温と血中酸素飽和度を測り、
それをホテルに常駐している看護師に内線で報告することになっています。

また、この時療養中の人は、誰にも会うことができないということです。

宿泊療養となって5日目

それまで小康状態だった体調が悪化、体温は39℃を超えるようになり、咳などの症状がひどくなりました。

しかし、Cさんのこの時の血中酸素飽和度には、特段の変化が無かったことから、入院治療へと移ることはできませんでした。
そのため、持参した解熱剤を飲み、ゼリー飲料やスポーツドリンクで水分を補給しつつ、安静にするしかありませんでしたが、持参したものが無くなると、解熱剤やゼリー飲料などが新たに差し入れされたそうです。

また、宿泊療養は入院治療とは違い、自分で自分の面倒を全てみる必要があることから、体調が悪くなると非常につらく、顔を合わせることはないといえ、相談できる看護師の存在がとても心強かったということです。
 

宿泊療養開始から7日後

Cさんの熱はいっこうに下がらず、血中酸素飽和度が96から91に下がるなど肺炎の疑いが出たことから入院することになります。

Cさんは軽い肺炎を起こしていたことから、それからおよそ5日間、点滴などの治療を受け、その後退院。
ホテルでの宿泊療養へと移り、現在は自宅で療養しているということです。

また、Cさんの場合は、高熱や喉の痛み、咳などの症状が出て軽い肺炎になったということですが、味覚や臭覚には異常が無かったということです。

私たちにできる暮らしの中の感染防止対策

もう一度改めて確認しましょう。
感染症の専門家である鹿児島大学大学院の西順一郎教授によりますと、ご覧のような対策が有効だということです。

・こまめな手洗い・手指消毒
・マスクの正しい着用
・3密の回避
・ポイントを押さえた会食
・ポイントを押さえた生活