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7月21日(火)土用丑の日!養殖場から生中継

7月21日は土用丑の日。鹿児島県はうなぎの生産量日本一!200万匹のウナギを育てる志布志市の養殖場から活きの良いうなぎ情報を生中継でお伝えしました。

土用丑の日

その昔、全然流行らないうなぎ屋さんがありました。店主から相談を受けた学者の平賀源内は、「土用丑の日」と書いた紙をお店の入り口に貼らせました。すると、みるみるうちにお客さんが来て大繁盛。このことから、土用丑の日はうなぎを食べるようになったと言われています。

志布志市の養鰻場、日鰻(にちまん)。鹿児島県はウナギの生産量日本一ですが、その中のほとんどの養鰻場が志布志市に集まっています。日鰻の養鰻場は広さ1万坪。シラスウナギは白いダイヤといわれて、1kgで高いときは400万円くらいするそうなんです。
 

ここ日鰻では全国の養殖業者に先駆けて池の中の酸素濃度を一定に保つ装置を開発。これによって、バクテリアが活性化してウナギが大きく育ちやすいんだそうです。今、日鰻では新たにウナギの完全養殖にもトライしているんだそうです。

出荷する鰻の選別

ホースの中から出て来た大量の鰻の中から、出荷サイズの鰻を選別します。網の目がどんどん大きくなって、そのサイズに合わない鰻は下に落ちて再び池に戻されて成長を待ちます。出荷サイズになった鰻は見た目と触って大きさを分けて、出荷のサイズ別に仕分けをします。

ここで出荷されたウナギは加工場に送られて蒲焼きにされます。焼く前に一手間、長い時間をかけて蒸されることでよりふっくら仕上がります。普段は温めたら食べられる商品なのですが、より芳ばしい香りを楽しみたいと炭火で焼いています。

蒲焼きを食べる前に、是非本来の味を味わえる白焼きをしょうゆとわさびで。この日鰻のウナギは志布志市のふるさと納税でも買うことができます。スーパーで、お店で、是非鹿児島のうなぎを味わってみてはいかがでしょう。