もともと作業着だったこのアイテム、デニム。
長い時間を経て、今では私たちのファッションの定番中の定番アイテムに。
ストレート、ボーイフレンド、スキニー。
選ぶ形によって雰囲気も変わる。色のバリエーションだって豊富。
そしてこの春、ショップを覗くと
デニムが大豊作!
そこで、
この春夏、ファッションの最大のブーム「デニム」に注目!
押さえておきたいアイテムや今年らしい着こなしとは?
そして、去年の秋からすすめていたナマ・イキファッションプロジェクト、デニムワンピースもついに完成!その詳細も報告します。
▼初デニム!
デニム。誰でも1本は持っていて当然!のアイテムだけど、「私、持っていない」という、天然記念物のような人物を発見!
KTSの番組に出演中のフードアナリスト田中瑛子さん。このデニムブームにのっかって、自分に似合う1本、見つけてもらいましょう!田中さんの心強い味方は、ナマ・イキのスタイリスト 能勢美弥子さん。
今シーズン、ビームスでは、シンプルなデニムスタイルを提案している。種類も豊富なので、必ず、似合う1本が見つかるはず。
デニム=ボーイッシュのイメージが強くてこれまでデニムを敬遠してきた田中さんに、能勢さんが提案したのはノンウォッシュのストレート。
「慣れなくて大変です。この2本に足を通すのが。似合ってる♪」
シンプルなノンウォッシュのストレートジーンズに、レースのロングガウンのコーディネート。
いままでの田中さんのガーリーな雰囲気もあるのに、デニムを取り入れることで、大人っぽさもプラスされた感じ。
今年大人気のガウチョパンツ。裾に向かって広がりのあるフレアーシルエット。縦の切り替えのラインやポケットのディテールがポイント。
やっぱり、今年のファッションにはデニムははずせない!
BEAMS鹿児島
アミュプラザ鹿児島1F
099-812-6267
■エスクリムショップ
マルヤガーデンズ2階のエスクリムショップ。パリ、ロンドン、ニューヨーク、そして国内から感度の高いアイテムが並ぶセレクトショップ。デニムもレッドカードなど話題のブランドが揃っている。
リピーターも多いデニムがアクネのストレッチスキニー。
「薄い、軽い、そして楽」。フィット感が抜群のストレッチは何年履いても、何度洗濯してもそのまま。
今年らしく着こなすなら、トップスはコンパクトにしすぎず、ゆるめのシルエットを作ること。
さらに今年らしさのポイントは、少し短めのレングスで足首を見せること。女らしさがアップする。
これからの季節、ホワイトデニムもチェックしたい!
ジョーズのデニムはほんとに優秀!白を着る時って、どうしても汚れが気になるけど、これは赤ワインがこぼれてもシミにならないっていう特殊な加工をしているんだとか。
定番の組み合わせにひとつポイントをプラスするだけで、ぐっと今年らしくなれる。
マルヤガーデンズ2F
099-227-0099
■フロール バイ ルウデルウ
トレンドを取り入れつつ、「上品、安心感、大人可愛い」を演出してくれるアイテムが揃う「フロール バイ ルウデルウ」。
こちら見つけたデニムアイテムは、ノーカラージャケット。オンでもオフでも使える万能アイテム!
プライベートでは、思い切りかわいく。彩り鮮やかなイエローのスカートを組み合わせる。
ジャケットはさらりと肩に羽織る。インナーにはカーキのオフショルダーを。
オフィススタイルには、とろみのある白いブラウスに流行のガウチョパンツで。襟を少したてると、こなれた感じがでてくる。白と紺の組み合わせの爽やかなスタイルは、好感度もアップしてくれそう。
マルヤガーデンズ2F
099-248-7837
■ビューティ&ユース
マルヤガーデンズ1階のビューティ&ユース。
デイリーウエアから、デザイナーズコレクション、そして生活雑貨までスタンダードなアイテムなのに、どこかスパイスのきいたモノを提案している。
70年代のムードが漂うバギーパンツ。ハイウエストのフォルムに、スラックス風のディテールはキレイめスタイルにはもってこい。
今年流行のデニムオンデニムのスタイルは、トップスからボトムにグラデーションを意識する。成功の鍵は、グラデーションと小物使い。
トレンドのスタイリングを楽しむならガウチョパンツを。スカートのようにコーディネートできるガウチョパンツは、甘めのスタイルを作れる。大降りのレースの袖がポイントのニットを合わせる。甘くなりすぎないのは、デニムカラーで統一感を出したから。
マルヤガーデンズ1F
099-216-8887
●ナマ・イキファッションプロジェクト
去年の秋、「自分たちがほんとに着てみたい洋服」をプロデュースする、ナマ・イキファッションプロジェクトが始動!
4月の発売に向けて、会議を重ね、デニムワンピースに決定!
作りたいのは、「いつもの自分よりもかっこよく見えるデニムワンピース」
楽しい自分、ワクワクする自分、背伸びする自分、そんな女性をイメージした福岡発のブランド「ヘレンチア」が作ってくれることになり、打ち合わせ。
「みんなが着たいって思うワンピースを作りたい」その気持ちが強くなればなるほど、あれもこれも取り入れたくなる。
でも、それにとらわれすぎると本当に作りたかったものから遠ざかってしまうことも。洋服を作るって、ほんとうに大変な作業。
2月下旬、ファーストサンプルが届いた。
「長い。なんか着せられている。違和感。」
実際に着てみると気になるコトが次々と出てきてしまい、セカンドサンプルを作ってもらうことに。
3月中旬、前回よりも納得の仕上がりに一安心。さらに、細かい部分をさらに修正。ようやく、私たちのワンピースを発注するまでにこぎつけた。
広島県福山市。訪ねたのは、小田デニム洗業。ここで私たちのデニムワンピースも製作。
職人さんが手作業でワンピース一枚一枚に、生地をやすりで削り、横線、「ひげ」をいれる「スリ」と呼ばれる加工を施していた。ひげを入れたワンピースは洗いにかける。洗っては乾かし、風合いを確かめ、また洗いにかける。
求められている風合いを出すために、微調整を繰り返す。
こうやって、ようやくデニムワンピースができあがる。
4月16日、発売まで3日
時間がない中、職人さんたちが手をかけ、目をかけて仕上げてくれたワンピースが届いた。
「良く上がっています!ばっちりです!」
◆ワンピーススタイルその1
オススメは、そのまま1枚で着るスタイル。
ノースリーブに抵抗があるって人でも、このフレンチの袖なら大丈夫!
着回しのコツは、中に着るもので雰囲気を変えること!1つだけボタンを外してボーダーチラ見せ。休日を楽しむマリンテイストです。
◆ワンピーススタイルその2
デニムの風合いを楽しむなら、こんなカントリースタイル!
あえて色落ち風のチェックシャツを合わせます。ワンピの色落ちやダメージ感となじんでますよね!
フリンジのついたアクセサリー(ネックレス)も取り入れて、70年代風に仕上げたタウンスタイルです。
◆ベストスタイル
このワンピースならではの着こなしがコレ!
トレンドの白のワントーンコーディネート、それにプラスするだけ!
ボタンを全部あけて、ベスト風に羽織ります。袖のレイヤードが可愛い!
▼エンディングテーマ
「パラード」ザ・なつやすみバンド
Official H.P:http://natsuyasumi.hiyamugi.com/