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ナマ・イキVoice

美川 愛実・川路 あかり
OA/土曜 18:30~19:00 再放送/月曜 24:30~25:00

4月1日(土)旅立ちの春 ~彼女たちの出発~

私たちが出会った3組の女性たちの、この春の新たな旅立ちに密着しました。
夢に向かってひた走る女の子バンド。自分に何か自信をつけたくて、あえて厳しい世界に飛び込んだ一人の女性。さらなる高みを目指し続ける女性!
迷える私もそしてあなたにも、何かヒントがみつかることを願って…

◆友野えりさん
この春、新たな道でスタートをきる女性 友野えりさん、29歳。4月から病院で看護士として働きます。この日を迎えるまでには、並々ならぬ努力の日々があったそうです。

友野さん、社会人経験は今回が初めてではありませんでした。大学を卒業後、安定した仕事に就きたいと銀行員になり、ひたすらお金と数字に向き合い、窓口業務をこなしていました。でも、そんな友野さんには、コンプレックスがあったそうです。それは、学生時代から悩んできた人間関係…。銀行で窓口業務をするうちに思ったことがあったそうなんです。「心も体もみんな100%元気にしてあげたい」

そこで、友野さんは看護の道へ進む事を決意しました。銀行で働いた給料は、看護学校の資金として貯金し、看護学校に入学しました。3年間は勉強と厳しい実習に明け暮れる日々。そしていよいよ、国家試験の発表の日に、友野さんの番号はちゃんとありました。真新しい看護師の制服に袖を通した友野さん。その笑顔で、みんなを元気にして下さい!
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◆あいまいネイビー
この春、新たなステージに挑む女性たちがいました。鹿児島発ガールズバンド「あいまいネイビー」。2011年短大の軽音学サークルで意気投合し、同級生3人で結成しました。勉強もちゃんとやりつつ、練習以外でも3人はいつも一緒でした。学祭に、ライブと、バンド三昧の学生ライフ。卒業後は、それぞれ仕事に就きながらも、バンドはいつも3人の生活の中にありました。

おっとりして見えるドラムの中山ちはるさん。天然キャラのベース&ボーカルでムードメーカー的存在のふるやかなこさん。そして地元指宿山川の鰹節工場で出汁パック製造に励むリーダーのギターボーカル林みきさん。3人は好きな歌詞やメロディーを持ち寄っては曲を作り、大好きな鹿児島を拠点に活動を続けてきました。

そんな彼女たちに転機が訪れたのは、2015年1月。国内屈最大手の音楽会社スペースシャワーTVが主催する新人アーティストオーディション“DayDreamBeliever”。応募は全国から1000組。実力派バンドが集まるこのオーディションで、彼女たちはまさかのグランプリを獲得しました!
グランプリ受賞を機に、3人は東京進出への道を決めました!本気の挑戦の始まり。フルタイムの仕事をバイトに変えて、バンド活動最優先へ。積極的に県外ライブにも足を運んだり、全国ツアーも決行しました!鹿児島では自主イベントも企画したり、物販も全力で!CDはもちろん、アクセサリーやクッキーも!3人が、ワクワクするモノでいっぱいのライブを3人で作り上げました。またラジオやテレビのオファーも増えました!ポヨちゃんと一緒にKTSのCMに出演したり。オリジナル曲が、ナマ・イキのエンディングテーマにもなったりと!

さぁいよいよ東京へー。とそんな中、ドラムのちはるちゃんに異変が起きました。日常生活にも影響がでるほど、ちはるちゃんの腰が悲鳴を上げていたんです。3人は悩みに悩みんで苦渋の決断をしました。ちはるちゃんは、上京をあきらめ、東京へは2人で行くと…。

ドラムのちはるちゃん脱退の発表から1ヶ月。元気にライブにのぞむ3人の姿がありましたー。3人そろって活動できるのは、あと2日。そして悲願のCDアルバムをリリースしたんです。3人の音楽がカタチなりました。タイトルは「ページ」

2人と一人。それぞれの道を選択したあいまいネイビーですが、彼女たちの目は、またキラキラとまっすぐに前を向いていました。2017年1月20日。鹿児島市のキャパルボホールであいまいネイビー5年間の集大成ライブ!装飾もそして物販もいつも通りの手づくりで!会場には、楽しみにしていた沢山のファンが集まりました。自分たちにできる事をただただ必死にやってきた5年間。その思いがこれだけのファンに伝わったんですね。5年間の思いを胸に3人の音楽を奏でました…
この日を持ってあいまいネイビーとサヨナラするちはるちゃん。最後は、一番最初に作った曲でしめくくりました。

旅立ちの日、2月21日。この春3人それぞれの新たな旅立ちが始まりました。夢中で走り続けてきた5年間は、一生の宝物。新生あいまいネイビーの出発!私たちも心から応援しています!
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◆山崎由加理さん
毎週土曜日ナマ・イキVOICEが、紫原で公開生放送を初めてからずっとセットを手がけてくれている人、フローリスト山崎由加理さん。アーティスト名 en mo yukari(えんもゆかり)!
由加理さんとナマ・イキVOICEの出会いは今から15年前。ちょうどアートマが始まった頃にアートマ実行委員が、「すごく素敵なオブジェを作る人がいるよー」って教えてくれ、スタッフが会いにいったら、天文館のビルとビルの間の駐輪場で個性的なグリーンやお花を売っているとってもやわらかい女性がいました。

由加理さんの実家は、静岡でお花屋さんをやっていたこともあり、引っ越してきた鹿児島で、お花屋さんを始めたそうです。縁もゆかりもない鹿児島に降りたって付けた屋号が「en mo yukari」。今でも沢山の縁をつないでいます。

そんな由加理さんの姿に惹かれ、スタッフが猛アタックしてスタジオセットをお願いする事になりました。由加理さんのスタジオセットは、お花をモチーフに由加理さんの世界感が季節ごとに、展開されていきました。
次ぎ次ぎにいろんなアイディアを生み出していて、とっても順調そうにみえる由加理さんだけど、コツコツと努力を続けて、その末に新しいものを生み出しているんです!

2009年に由加理さんが生み出した「codzuchi(こづち)」。花嫁さんがブーケの代わりに持つという物。着物や帯に表されるおめでたい意味がある古典文様からヒントを得て。うちでの小槌を作ることになりました。県内外の式場を自分の足で巡ったり、コラボしてほしいアーティストにアタックし続けたりと・・・。

そんな地道な努力が縁を結び、2011年には、鹿児島県知事賞受賞。翌年にはフランスパリ美術館の企画展出展。その後もフランスでのブライダルショーのお誘いもうけたり。気づけばcodzuchiは、世界へと羽ばたいていました。今度は、codzuchiのワークショップでいろんな人を巻き込んでいきたと思ってるそうです。どんな大きな仕事に辿り着いても、いつも自分と向き合い上へ上へと高みを目指しています。

実は由加理さん。この春、ナマ・イキのスタジオ作りから卒業する事をきめました。これもまた、新たな自分への挑戦のため。常にそこにとどまることなく突き進む由加理さん。ナマ・イキVOICEスタジオセットを手がける最後の日。たくさんのお花とそれを繋ぐ桜色のテープ。これまでの思いと、そして始まる未来への希望がからみあって、スタジオにエネルギー満ちあふれた一本の桜の木が立ちました。

由加理さん、次はどこに向かって出発するんでしょうー。ナマ・イキVOICEのセット作り11年間本当にありがとうございました。これからも由加理さんの挑戦を応援しています。
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