鹿児島をはじめ、今、全国各地から注目されている果物がある。1本1000円弱の高級バナナ…その名も「神バナナ」。南九州市川辺町で去年から栽培され始めた。特徴はなんといっても、皮ごと食べられるところ。こだわりの栽培方法や生産者の思いに迫ります。
注目の高級食材!一本千円!皮まで食べる神バナナ
【神バナナを育てている農園へ】
鹿児島市から車でおよそ45分、南九州市川辺町の山の麓にある農園を訪ねました。迎えてくれたのは松元歩さん。この農園で働き始めて約一年です。おととし3月に開業したバナナ農園。1ヘクタールの敷地内にはハウスがずらり!バナナの栽培は去年6月から行われ、先月中旬ついに収穫が始まりました。今は2000本近くのバナナの木は植えられています。
【皮ごと食べられるバナナ】
皮はだいぶ薄くてレタスのようなシャキシャキした食感です。苦みはほとんどなく皮はあまり味がしません。地元の地名・神殿(こうどん)にちなんで神バナナと名付けられたこのバナナ、スーパーなどでよく目にするバナナと品種が違うんです。
【神バナナの栽培・収穫】
1本あたりのお値段は1000円弱。お値段が張ると思われそうですが、本当に手間暇かけて育てられています。水にもこだわっており、ミネラルを多く含んだ湧き水を使うために、農場から少し離れた場所に毎日何回も汲みに行きます。収穫の際は傷をつけないように丁寧に切り取ります。収穫した後は一本一本並べて追熟をし、甘さや風味を出します。出荷先は主に関東方面です。育てているのは20代から30代の8人、皆さんこの農園で働く前は全く別の仕事をしていたそうです。
【神バナナを実食】
スーパーなどで売られている一般的な外国産のバナナと比べてみると、見た目はほとんど変わらない気がしますが、断面を比べてみると神バナナの方が皮が薄いのが分かります。外国産バナナの方が一回り大きく見えるけれど 果肉の大きさはほとんど変わらないです。先月中旬から収穫を始めたということですが、この神バナナを販売したいという百貨店の担当者はもちろん、県内外の農業関係者が毎日のように視察に訪れるなど注目されているんです。農場を案内される中でバナナの花を見せてもらえました。赤紫の花びらを開いていくと小さな実が。この花びら1枚1枚の間にある実が太陽に向かって生長していくんだそうです。畑の見学もできるということですので、ぜひ訪ねてみてください。この神バナナは今は主に関東地方に出荷されていますが、近いうちに県内でも販売する予定だということです。ハウスの見学希望や、神バナナについて知りたい方は農業法人 神バナナまでお問い合わせください。
農業法人 神バナナ
お問合せ:099-356-5575