去年７月、鹿児島市武にあった温泉銭湯の老舗「みょうばん温泉」が６６年の歴史を閉じました。しかし泉質や鎖型三段浴槽など定評があった温泉の復活を望むファンの声を受け、先月新たな「みょうばんの湯」として復活しました。鹿児島の温泉銭湯初の総ヒノキ張りの床に、リポーターのタマリも至福の時を過ごしました。

かごしま湯巡り旅～鹿児島市武 みょうばんの湯～

【フルーツ&ジェラートさくらじま】
手作りジェラートが有名な『フルーツ&ジェラートさくらじま』。今回は特別に、観光客に人気のムラサキイモと、この時期が旬の屋久島産タンカン、店員さんのおすすめの奄美プラムの３つのフレーバーで、名付けて『タマリスペシャル』を作ってもらいました。
　電話：　099-259-0665

【アンボワーズ】
おとぎの国の様な店内を通り階段を上がった先にあるのが、カフェ『アンボワーズ』です。こちらでは紅茶ソムリエによる本格的な紅茶と本場フランスで修行したパテシェールによるフランス伝統菓子が楽しめます。タマリさんが注文したのは「りんごのタルト」。タルト生地にコンポート（砂糖煮）・紅玉のスライスをのせ焼き上げた季節限定のケーキです。タルトと合わせていただいたのは、ダージリンの茶葉にカカオとオレンジ、カモミールの香りを含ませてある、季節限定の紅茶『ウインターダージリン』です。
　電話：　099-259-6666

【味のなにわ】
本場の本物のお好み焼きを鹿児島の人たちに食べて欲しい…という想いから、平成５年に大阪出身の主人とともに帰郷した女将さん。お店がオープンしてもう２４年になりました。鹿児島市内でも本場関西風の味が楽しめるお好み焼き屋さんです。この時期のおすすめは牡蠣玉。生地になんと十数個の牡蠣を包んで焼き上げた一品です。こちらに自家製ソース、おかか、青のり、自家製のからしをたっぷりかけていただきます。
　電話：099-258-3310　
　営業：12：00～14：00　18：00～20：00
　定休日：毎週水曜日

【みょうばんの湯】
２０１８年の１２月２０日に復活した「みょうばんの湯」。鎖(くさり)型３段浴槽のみの清潔感あふれるシンプルな元祖温泉銭湯に生まれ変わっていました。このみょうばんの湯、「地域のみなさまに元気になって欲しい」という新しいオーナーの思いで復活したそうです。床が総檜（ひのき）張りという温泉銭湯はめったにありません。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。　泉質：ナトリウム―塩化物泉
　電話番号：099-298-1001