さつま町紫尾温泉の“あおし柿”が最盛期を迎えています。しぶ柿を温泉に20時間浸しておくと渋味がとれ甘くなる晩秋の風物詩。紫尾区大衆浴場を運営する岡田陽子さんと柿収穫から“あおし柿”の完成までをリポーターのタマリが一日密着します。また神の湯と称される紫尾温泉街の“立ち寄り湯”を全てご紹介します。
タマリのかごしま湯巡り旅~さつま町 紫尾温泉~
【あおし柿の収穫】
この季節紫尾温泉と言えば、シブ柿を温泉に入れて甘~くなる「あおし柿」の最盛期の時です。80本ある柿の木に「タカセ」というシブ柿がぎっしりなっています。
【紫尾神社】
紫尾神社は地域の行事・祝い事、また願い事など、庶民の暮らしの中の聖地でもあります。紫尾温泉の源泉はなんと紫尾神社の拝殿の下から自噴しており、まさに「神の湯」と呼ぶにふさわしい温泉です。
【あおし柿を温泉へ】
近隣の方々が温泉につけるために持ち込んだシブ柿、今年は1トン以上もあったそうです。このシブ柿を温泉に20時間浸すと渋みの原因である可溶性タンニンが不溶性タンニンに変わり、渋みがなくなって美味しくなります。
【神の湯ふれあい館】
あおし柿の湯船のあるすぐ隣には「神の湯ふれあい館」があります。さつま町でとれたシイタケ、ハヤトウリなど、とれたての野菜類などが並んでいます。
【紫尾温泉の立ち寄り湯】
紫尾温泉には4ヵ所の立ち寄り湯ができるお宿・温泉銭湯があります。旅籠しび荘、くすのき荘、旅館ちどり荘は宿泊しなくても利用できますので、開放的な露天風呂や内湯を入り比べしてみてはいかがでしょうか。
旅籠 しび荘
TEL:0996-59-8001
くすのき荘
TEL:0996-59-8841
旅館ちどり荘
TEL:0996-59-8246
【紫尾区大衆浴場】
紫尾区大衆浴場…神の湯と称される紫尾温泉、愛される理由はその泉質にあります。ぬるぬるツルツルのアルカリ泉には県内外からのお客が絶えません。そして入浴料も200円と安いうえ、紫尾区の人は100円で入れます。
紫尾区大衆浴場
TEL:0996-59-8975