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6月21日(水)季節外れのインフルエンザ流行・子どもに感染症拡大

いま、子どもを中心に、インフルエンザをはじめとした感染症が広がっています。
鹿児島の現状と、感染症への対策を専門家に聞きます。

新型コロナ・鹿児島ではまだ感染者が多い

新型コロナウィルスが5類に移行してからの、1医療機関あたりの感染者数の推移です。
4週連続で感染が増加していて、6月5日~11日の期間では、7.37人となっています。

1医療機関あたりの感染者数を都道府県別に見てみると、最も高いのが沖縄で、18.41人。
その次に高いのが、鹿児島なんです。
全国平均の5.11人を超えていて、全国的に見ても、鹿児島は感染が広がっている地域と言えます。
 

インフルエンザ・全国ワースト2位の感染者数

そして、データを調べる中で、新型コロナだけではなく、「インフルエンザ」も感染が拡大していることがわかりました。
「インフルエンザ」の1医療機関あたりの感染者数を都道府県別に並べると、鹿児島県は5.10人で、宮崎県に続いて全国ワースト2位という状況です。
例年のこの時期は1.00人以下なので、異例の流行といえます。
さらに、他の感染症も増えていることが分かってきました。

子どもの間で増えている、3つの感染症

鹿児島市にある小児科、「 大坪 おおつぼ こどもクリニック」です。

待合室には、診察を待つ多くの親子の姿がありました。

(大坪先生)
患者の数は多いです。とても多いです。
一番多いのは、夏風邪と言われるヘルパンギーナ。
そして時期外れのRSウィルス、そしてインフルエンザA型。

ヘルパンギーナ

38度から40度という高熱が2、3日続きます。
特徴は、ノドの奥に水ぶくれや口内炎ができること。
ひどくなると、痛くて食べたり飲んだり出来なくなることもあります。

6月5日から11日にかけての1医療機関あたりの感染者数は、5.94人。
例年のピーク時の2倍近くまで急増しています。

RSウィルス感染症

RSウイルスに感染することによって引き起こされる呼吸器の疾患です。
命にかかわる危険性もある病気です。

(大坪先生)
小さい赤ちゃんのRSウィルスが怖い。
病状が変わりやすいですから、呼吸がゼコゼコいう子は緊張します。

発熱、鼻水、せきなど風邪のような症状が出て、数日から1週間くらいで徐々に良くなります。
しかし子ども、特に乳児が重症化した場合、気管支炎や肺炎を引き起こし、呼吸困難になる危険性があります。

RSウィルスの発生状況は、例年9月ごろに流行のピークを迎える中で、2023年は3月ごろから感染が増え始め、4月には例年のピークと同程度の感染が報告されました。
そして、6月に入ってからもその状況は落ち着いていません。

インフルエンザ

(大坪先生)
開業してから25年以上になりますけど、今の時期にインフルエンザのA型がみられるのは初めてですね。

2023年は1月をピークに、4月にかけてゆっくりと減少していました。
ところが、5月に入って感染が増加に転じ、5週連続で増え続けています。
今の時期に県内で感染が拡大するのは、1999年の統計開始以来、初めての事態です。

さらに注目すべきは、感染者の年代です。
最も多いのが10歳未満で、およそ5割。
続いて10歳から19歳で、4割です。
つまり、20歳未満がおよそ9割を占めていて、若年層の感染拡大が顕著となっています。

感染症の専門家に聞く現状や注意点など

子どもたちに感染症が広がっている現状について、感染症が専門の、鹿児島大学大学院の 西順一郎 にし・じゅんいちろう 教授に話を聞きました。

(西先生)
いろんな感染症の流行時期やピークが、例年からずれたため全体として増えていますが、現状を認識して、落ち着いた対応して欲しいと思います。

感染拡大の影響は、教育現場にも出ています。
6月5日から11日までの直近のデータでは、10の学校で学年閉鎖と学級閉鎖が起こっています。
県の健康増進課によると、この時期のインフルエンザでの閉鎖は異例とのことです。
学級閉鎖が発生した小学校に話を聞いたところ、今インフルエンザが流行っていることを保護者が知らず、風邪だろうと病院にかからない場合があるそうです。
学級閉鎖を機に周知したところ、後からインフルエンザへの感染が分かったとこともあったそうです。

(西先生)
インフルエンザは、新型コロナの影響もあって、過去2年間まったく流行がなく、2022~2023年の冬の流行も小さかったため、免疫をもたない子どもたちが増えたためだと思います。
新型コロナの感染対策が緩和された影響もあります。

(西先生)
RSウイルスは、新型コロナ流行中も2021年までは流行がみられましたが、2022年は大きな流行がなく、インフルエンザと同じように、免疫をもたない乳幼児が増えたために、例年より早い流行がみられていると思います。
乳幼児に最も危険なのは、RSウィルスです。
4歳以上はかぜで済みますが、0歳から3歳までは、肺に近い細い気管支の炎症、細気管支炎になり呼吸困難がみられ、命にかかわります。

 

(西先生)
インフルエンザや新型コロナでも死亡がみられます。
意識障害やけいれんがみられる脳症や心臓に炎症が起こる心筋炎は、急激に悪化します。
10歳未満の全国の死亡者数は、2019年のインフルエンザで46人、新型コロナでも2022年には39人が死亡しています。

(西先生)
インフルエンザや新型コロナはもちろん、RSウイルスも大人が感染して子どもにうつします。
ご自身にかぜ症状がみられたら、ご家庭でも換気やマスクの着用を心がけてください。
しかしどの感染症も、子どもの成長の過程でいつか経験するものです。
感染を繰り返しながら免疫を獲得していくことは、子どもの成長において大切なことです。

(西先生)
大事なのは、子どもが感染したときに、重症化する可能性を頭に入れて、親がそれを見逃さないことです。

(西先生)
重症化を疑う症状としては、
意識障害、繰り返す嘔吐、呼吸困難の3つがあります。
そういった場合は、
すぐに医療機関を受診してください。


 

【重症化を疑う症状】意識障害

意識障害は、普段のコミュニケーションが取れない、声をかけてもしっかり応答しないなどで疑います。

【重症化を疑う症状】繰り返す嘔吐

胃腸炎だけでなく重症の病気でもみられ、水分がとれないため、脱水がひどくなります。

【重症化を疑う症状】呼吸困難

ゼーゼーという音がしたり、呼吸数がいつもよりかなり多く、顔色も悪くなります。

(西先生)
逆に、たとえ高熱があっても、意識がしっかりしていて、食事がとれて、呼吸が落ち着いていたら、慌てる必要はありません。
子どもの感染症は、成長の過程で経験すべきものが多く、あまり過剰に子どもの生活を制限することなく、重症化に注意しながら見守ってあげて欲しいと思います。
また、ワクチンで予防できる病気は、ワクチンで予防することが重要です。
重症化しないように、子どもたちにも新型コロナワクチンを接種して欲しいと思います。