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4月19日(水)先日開催された「桜島と芸術花火」の模様を特集

今月8日に開かれた「桜島と芸術花火2023」。
訪れた人を感動させた、圧巻の花火をお届けしました。

初開催となった去年に続き、2回目の今年は、今月8日に開かれました。

開場前、鹿児島市のマリンポートかごしまには、多くの人が集まっていました。
その全員が花火師です。
 

30分の1秒の単位で打ち上げられる花火。
その積み込みは、慎重に行われます。

この日開かれるのは、ただの花火大会ではありません。
「桜島と芸術花火」は、音楽のリズムや曲調にシンクロして花火が打ちあげられます。
 

夜空で踊るように輝く。
それは、まさに芸術です。

(花火師・相田英寿さん)
3隻の台船と陸上からの花火で、一体のきれいな花火になる。

海と陸の両方から、音楽に合わせて花火を打ち上げる。
成功させるには、わずかなズレも許されません。

そこで集まったのが、日本屈指の花火師たち、およそ40人です。

中には、オリンピックの花火を手がけるなど、世界で活躍する職人もいます。
一流の花火師の技術が芸術花火を支えています。

音楽を担当する、プロデューサーの福田信さん。
東京から来ました。

(福田さん)
この1年、鹿児島の街のことを考えてきた。
ずっと考えていた時に、出会った曲があった。
ああ、これじゃんっていう。
鹿児島の人がこんな風に生きているんじゃないかなって。

花火と音楽で鹿児島に感動を届けたい。
芸術花火に込められた思いです。

午後3時、開場。
多くの人が入ってきました。

花火の打ち上げまで、まだ4時間もあります。
実は、「桜島と芸術花火」には様々な楽しみ方がありました。
会場にはキッチンカーもいて、グルメを求めて賑わいます。

地鶏の炭火焼きに、黒豚のカツサンド。
さらに、知覧茶の新茶など、特産品がずらりと並びます。
 

そして、野点も。

用意された茶菓子は、花火をイメージしてこの日のためだけに作られた、特別なもの。
 

そして、お茶を一服。
ここでしか味わえない、貴重な体験です。

日常が突然奪われた、コロナ禍の3年間。
 

「みんなで一緒に花火を楽しめる」
訪れた人たちは、そんな日常が戻ってきたと、感じていました。

桜島と芸術花火2023。


 

始まりました。

全12曲に合わせ、花火が夜空を彩ります。

花火師たちも見守ります。

最後の曲は、先の見えない時代を生きる私たちに優しく寄り添う歌でした。
 

(福田さん)
最後はあの曲だったよね。
この曲はすごいなって。
 

1万4000発を打ち上げ、桜島と芸術花火は幕を下ろしました。