重さ20㎏、直径がおよそ40センチ。
世界一大きな大根としてギネスブックにも登録されている桜島大根は、寒さが増すこの時期、収穫の最盛期を迎えています。
きょうは、桜島大根の収穫と桜島大根三昧の料理を紹介しました。
桜島の北側、白浜町にある「Cafeしらはま」にお邪魔しました。
桜島大根や桜島小みかんを生産する村山利清さんご家族が経営しているお店です。
村山さんと奥様の昭江さん、長女の智美さんと次女のさおりさんです。
利清さんが桜島大根を育て、奥様と娘さん2人がその桜島大根を使った桜島大根づくしの料理を出しています。
まずは、さくらじま白浜温泉センターのすぐ上にある村山さんの畑に、桜島大根の収穫に行って来ました。
こちらの農園では、園児たちに桜島大根の種まきと収穫の機会を提供していて、畑には園児一人一人の名前が付いた大根が植えられていました。
桜島大根は200年以上前から栽培されているんだそうです。
(村山さん)
桜島には軽石が多く、軽石は水分や空気を多く含むので、桜島大根の栽培に適しています。
かつては1200戸以上の農家が栽培していたそうですが、高齢化や降灰で減少。
現在は、20戸の農家がこの伝統野菜を繋いでいます。
収穫!
引き抜くとき、気持ちいい♪
「Cafeしらはま」で桜島大根を使った料理をいただきます。
中を開いてみると、真っ白できめ細か。
肌つやは普通の大根とは少々違います。
みずみずしいなめらかな食感で、甘みがあります。
また、血管細胞の働きを助ける「トリゴネリン」という話題になっている成分を多く含み、体にも良い食材だということです。
桜島大根のから揚げ
桜島大根ステーキ
桜島大根のポタージュ
旬限定オーガニック桜島大根づくし料理 1800円
ファームランド櫻島
住所 鹿児島市桜島白浜町1267
電話 099‐245‐2822