9月9日(金)うま味とだしを効かせたおいしい減塩料理を紹介!
日本人は、昔から食品の保存によく塩を使用してきたため、世界的に見ても塩分を摂る量が多いと言われています。
しかし過度な塩分摂取は、怖い病気にもつながることも。
そこで、「スマ塩」をキーワードに、おいしくて満足できる減塩テクニックについてお伝えしました。
日本人のは塩分摂取量
厚生労働省では、1日当たりの食塩摂取の目標量を男性7.5g未満、女性6.5g未満としています。
ところが、日本人の一日の塩分摂取量は、成人男性が平均10.9g、女性は、9.3g。
いずれも、目標量より平均で2g程度上回っています。
【管理栄養士に聞く】塩分過剰摂取による体への影響
鹿児島厚生連病院の管理栄養士・油田幸子さんに、塩分過剰摂取による体への影響などについてお話を伺いました。
塩分の摂りすぎによる健康リスクとして、「高血圧」「脳卒中」「心筋梗塞」「腎臓への影響」などが挙げられるそうです。
【管理栄養士に聞く】鹿児島県が食塩の摂取量が多い理由
また、鹿児島県は特に食塩の摂取量が多いというデータが出ているそうです。油田さんにその理由を聞きました。
①濃い味付けへの「慣れ」
→昔から伝わっている郷土料理など、味が濃く塩分が高めだから
②温暖な気候
→水分代謝が活発で、塩を欲しがるため
などが理由にあげられるそうです。
【管理栄養士に聞く】塩分摂取を抑えるには?
①塩分を減らしたメニューにする
②普段食べるメニューの塩分量を知っておく
(油田さん)
塩分を多く含んでいるのが汁物と煮物。
塩を多く取りすぎないような組み合わせにすることが大事です。
③食べる量を抑える
(油田さん)
いくら塩分量が少ないメニューでも、たくさん食べると多く摂ってしまうことになります。
そこで、「スマ塩」。
「スマ塩」では、うまみとだしを効かせて、塩分を控えるのがポイントです。
番組内では、塩分控え目なのにおいしくて、満足感も得られるお料理を紹介しました。
来週も簡単で手軽なスマ塩レシピについてお伝えしますよ~。
是非ご覧ください。