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かごnew

5月20日(金)挑戦する女性たち✨70代からのチャレンジ

挑戦を続ける女性たちを特集しました。

🎀挑戦を続ける女性🎀お米の美味しさを届けたい!

農林水産省によると、国民1人あたり年間の米の消費量は、1970年から減少傾向にあります。

原因としては、人口減少のほか、『単身世帯』や共働き世帯が増加し、お総菜などの中食や外食が増加。家でご飯を炊く機会が減ったことが挙げられるそうです。
 

鹿児島市南郡元町にある大内田商店。
創業明治42年で、110年以上続く米店です。

お米マイスターの資格をもつ4代目の和昭さんと、妻の朋子さんで経営しています。

店内ではマイスター、つまりお米博士が認めた米のみを販売しています。

おいしいお米を様々な形で味わってほしいと、「食べ比べ出来るギフトセット」。
 

また​出産祝のお返し用に、赤ちゃんの出生時の体重と同量のお米を詰めた「だっこBABY米」なども販売しています。

しかし、お米の消費量減少に加え、コロナ禍で売上がさらに減少してしまいます。

そんな中、お米のおいしさを広めようとチャレンジを始めたのが、和昭さんの母の相子 あいこ さんです。

相子さんが先月から始めた人生GO!なチャレンジとは?

🍙店頭での「おにぎり」販売🍙

お米一筋、創業113年の大内田商店で、初の試みです!

 

メニューは、10種類ほど。
厳選した素材を使っています。

この日の塩むすびには、甘みが強い新潟米の「新之助」を使用しました。
 

1番人気は、玄米を使用したおにぎりです。
 

その他、ピクニックに行きたくなるような「おにぎり弁当」もあります。
 

挑戦はまだ始まったばかりですが、相子さんが丹精こめて握るおにぎりに、リピーターが増えてきているそうですよ!
 

🍚大内田商店🍚
住所 鹿児島市南郡元町18-14
電話 099-254-3854
営業 午前9時~午後6時
休み 日曜日・祝日

🍙おにぎりの販売🍙
午前11時~売切れ次第終了 ※月曜日休み
※購入の際はお店にお問い合わせください

 

🎀挑戦を続ける女性🎀花の魅力を日本中に広めたい!

黄色、白、ピンクなど多彩で美しい花を咲かせる、ブラジルの国花「イペー」。
「イペー」に魅了され、自宅の庭で栽培をしている女性がいます。
 

前田 賞子 よしこ さん(78歳)です。

賞子さんは、庭でおよそ10種類のイペーを200本ほど栽培しています。

賞子さんのご主人が仕事でブラジルに赴任した際に、イペーの美しさに魅了され日本に持ち帰って、13年前から栽培を始めたそうなんです。
 

イペーは寒さに弱いため、ブラジルから取り寄せた種に電気毛布をかけるなど、試行錯誤を繰り返したそうです。

 

その結果、これまでなかった新種の栽培にも成功しました。
「池前アルバ」と名づけ、商標登録もしました。

 

ご主人は、この美しい花を皆に知ってもらいたい、日本中に広めたいと、県内外に苗木や種を送って普及活動を行ったそうです。
しかし夢半ば、3年前に他界されました。

賞子さんは悲しみを乗り越え、ご主人の遺志を引き継ぎました。
人生GO!なチャレンジの始まりです。
 

💐​イペーの美しさを日本中に広めたい💐というチャレンジは、少しずつ前に進んでいます。
 

ご夫妻のイペーは、県内のフラワーパークや大隅湖にも植えられているそうです。
来年の4月の開花が今から待ち遠しいですね!