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12月8日(水)正月飾りの門松を製造する鹿児島市の竹材所から中継

年末の鹿児島をスケッチする中継企画。
今回は、正月用「門松」を製造する鹿児島市の竹材店から、門松作りの様子を生中継で紹介しました。
また、ミニ門松の作り方や門松に関する意外と知らないプチ情報もプロに教わりました。

鹿児島市鷹師にある、創業68年の富永竹材店にお邪魔しました。

例年、10月頃から門松作りに取り掛かり、一年の中では今が繁忙期なんだそうです。
 

松竹梅を使う理由

門松の材料には松竹梅が使われています。

 

それぞれに願いが込められています。
◇松…長寿  冬でも枯れないことから
◇竹…成長  折れにくいことから、(生命力)の象徴
◇梅…繁栄  

門松は年神様を家に迎える時の目印

また門松は、正月に幸運をもたらす年神様を、家に迎える時の目印になるといわれています。
 

「切り口が斜め」の理由

竹を斜めに切るのにも理由があるんです。

切り口が笑っているように見えることから、「笑う門には福来る」という意味があるんです。

また、徳川家康が武田信玄に敗れ、竹を信玄に見立てて切ったことが由来だという説もあるそうです。

「南天」に込められた願い

それから、門松に飾られている「南天」。
 

これには、難(なん)を転(てん)じるという願いが込められているんですって。

ミニ門松作りに挑戦

最近は、小さいサイズの門松の需要が増しているということです。

特別に、ミニ門松作りを教えていただきました。
まず、太い竹で作った桶に、細い竹を立てます。
 

オアシス(スポンジ)で土台を作り、そこに松や梅などの飾りをします。
 

大きいのと比べると、かなり小さくてかわいいです。
 

小さくても、一個でも、飾る意味はあるそうですよ~。

​◎ミニ門松    (1個)  2000円(税込) 
 

◎竹巻き1段門松(一対)39000円(税込) 

富永竹材店 

住所 鹿児島市鷹師1丁目6-16 
電話 099-254-6230 
営業 午前8時~午後6時 
休み 日・祝(年内は31日まで通しで営業)
電話 099-254-6230

富永竹材店で門松を買われた方は、配達や回収もしてくださるそうです。
配達は、今月26~28日は予約でいっぱいですので、その前後でお願いしますということです。

また、ミニ門松は
*富永竹材店
*山形屋1階催事場(12/26~31)
で販売されるそうです。