薩摩川内市にある室内野球練習場から、乾き亭げそ太郎がお伝えしました。
きょうご紹介した施設は、もともと平成30年3月に閉校となった陽成小学校の体育館だったんです。
体育館を野球の室内練習場に作り変えた、福永幸央さんにお話を伺いました。
福永さん自身、学生時代に野球をしていて、薩摩川内から甲子園にいく球児が育ってほしい。そして、野球をする子供から雨天時に練習する場所がない、との声が多くあったことから、室内練習場を作ったそうです。
(福永さん)
テーマは、「スポーツを活用した地域の活性化」です。
地元の方たちの協力
練習場になるまでの過程を教えていただきました。
(福永さん)
まずは、フローリング床の解体です。1枚1枚床板を外していく作業になります。
外した木材は、専門学生に提供しました。学生はそれを実習木材に利用して、技術を学んでくれています。
(福永さん)
次に土を入れて、その上に生コンクリートを流しこみ、建物の基盤を作りました。
その際も、このようなことを学んでいる学生達に、実習という形で行ってもらいました。
(げそ太郎)
室内練習場を作る上で、若い世代の育成にも繋がっているんですね!!
(福永さん)
また野球ボールは、破れたり、汚れたボールをもらっています。
それを地元の障がい者施設の方が、手作業で修繕してくれています。
(福永さん)
バットは、薩摩川内市の竹で作ったものを使っています。
薩摩川内市は、非常に竹林が多くて、管理が行き届かない場所もあります。
そういった竹を何かに利用できないかと思い、作りました。
(げそ太郎)
練習場の横には芝生がありますが?見覚えのある枠・・・。
(福永さん)
プールを土で埋め立て、芝を貼りました。
練習終わりに、子供達がバーベキューなどができるスペースがあればいいなと思い、作った場所です。
(げそ太郎)
福永さんにとって『野球の魅力』とは?
(福永さん)
野球やソフトボールの魅力は、バッターボックスに立てば活躍するチャンスが必ず回ってくるところです。
野球を通して、子供達同士の繋がりが出来たら良いなと思います。
(げそ太郎)
野球を頑張っている子供達に向けて、一言お願いします。
(福永さん)
私も今まで、色々な大人の協力があって、野球を続けることが出来ました。
今度は私達が、野球を頑張る子供達を全力で応援していきたいと思っています。
PLYASPACE YOZEI
住所 薩摩川内市陽成町3502-1
電話 090-1363-7532
営業 午前8時~午後10時
※事前予約
利用料金 1時間2000円(税込)~
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