60回目を迎えた串木野浜競馬。騎手として出場する父親の背中を追いかけ、今年デビューする9歳の少年。父親と息子の浜競馬までの1ヶ月を追いかけました。期待するがゆえに厳しく指導する父親と泣きながらついて行く息子。果たしてどんな浜競馬デビューになったのか!?
はじめての串木野浜競馬に挑む9歳の少年に密着!
【浜競馬の練習】
小学4年生の中薗輝志くん。今年はじめて浜競馬に挑戦します。手綱の持ち方を教わって練習開始!相棒のポニー「ショウ」はなかなか思い通りに動いてはくれませんでした。まだ相棒のショウがちょっぴり怖い輝志くんでした。
【川辺森林馬事公苑ポニー祭】
まだ練習を始めて2回。お父さんは輝志くんをポニーレースに出場させる事を決めました。
いいスタートを切り、ショウも快調な走り。しかし輝志くん、体がだんだん後ろに傾いて落馬してしまいました。しかし、落馬をしても、立ち上がり、走って馬を追いかける輝志くん!もう一度ゴールを目指しました。落馬してもあきらめなかった輝志くん、きっと相棒のショウも褒めていると思います。
【第60回記念 串木野浜競馬大会】
潮風をうけ馬が浜辺を走る「串木野浜競馬」今年は3年ぶりに好天に恵まれ1万3000人の観客で賑わいました。
輝志くんの登場は第一レースです!相棒のショウが止まったりもしたけど、輝志くんは落馬せずゴールしました。そして、一緒に練習していた5人で競う「地元馬決勝レース」にも、輝志くんと相棒のショウが参加しました。最初は順調に走っていましたが、ショウのスタミナ切れでスピードが落ちました。輝志くんがショウに手でムチを入れて懸命に走り、ようやくゴール!
練習を始めてまだ1カ月半くらいの輝志くんですが、レースのあとは良い笑顔でした。