先月開催された九州最大級の食のイベント鹿児島ラーメン王決定戦。鹿児島を代表する18のラーメン店が3代目鹿児島ラーメン王を目指し奮闘した。ラーメン職人たちが死力を尽くした激動の72時間をKTSのカメラが完全密着。おいしそうなラーメンの映像と共に大会を振り返りました。
鹿児島ラーメン王決定戦の裏側に密着
先月開催された、鹿児島ラーメン王決定戦では、個性溢れる18杯のラーメンが、県民の心を掴みました。来場者は過去最大の15万人を記録。鹿児島の冬の風物詩といっても過言ではありません。出場したのは、県民からの人気投票で選ばれた16店と、前回大会の上位2店の合計18店。それぞれのラーメン店に、熱いドラマがありました。
【五郎家】
お客さん一人一人に丁寧に接客する姿が印象的だったのは前回大会王者の五郎家です。五郎家の大会限定ラーメンは、20種類の野菜が入った、女性にうれしいヘルシーな1杯。実は、今回一番こだわったのは、スープの味を最も左右すると言われる醤油ダレでした。大会前、五郎家の竹田健介オーナーは、鹿児島の老舗醤油メーカー「サクラカネヨ」を訪れました。大会に合わせて、オリジナルの醤油ダレを作るためでした。
【ラーメン作り体験教室】
1月中旬、鹿児島市の皇徳寺小学校から五郎家に声がかかり、小学6年生80人に向けて、ラーメン作りの体験教室を開きました。自分たちで作ったラーメンの美味しさを知った子供たちは、全員がスープまで完食しました。
【ざぼんラーメン】
去年12月末、ざぼんラーメン与次郎店で、大会用のラーメンの試作が行われていました。今回のラーメンを考えたのは、中央駅店の店長、梶原さんです。この日のために、何度も試作を繰り返してきました。梶原さんが考案したのは、味噌ラーメン。一番苦労したのは、店の豚骨スープとの相性でした。その後、何度も試作を繰り返し、大会までに社長をうならせる味を作り上げ、来場者の心を掴みました。
【TAKETORA】
県民大投票1位、指宿市のTAKETORA。今回の大会限定ラーメンの名前は、
開聞岳。地元指宿をPRしたいと、指宿の温泉水で作った温泉卵や、指宿市山川特産の本枯節を使っています。さらに、鹿児島県産の黒豚ミンチがどっさり盛られているのも特徴です。
【鹿児島ラーメン王特別番組】
鹿児島ラーメン王決定戦 ~贅沢すぎる頂上決戦!激動の舞台ウラSP~
3月7日(火)よる7:57~8:54