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1月17日(水)今こそ見直したいわが家の備え&防災グッズ特集

元日に、北陸地方を襲った能登半島地震から、2週間あまり。
いまも多くの人が、避難生活を送っています。
鹿児島で暮らす私たちが、いま備えておくべき防災グッズを紹介しました。

地震の規模を示すマグニチュードは、7.6。
この地震によって、石川県 志賀町 しかまち では、最大震度7の非常に激しい揺れを観測しました

きょうの午前9時現在で、死者232人、安否不明者21人という甚大な被害が出ています。
そして、今も1万6000人あまりが、避難生活を強いられています。
 

​さらに、きょうは阪神・淡路大震災から、29年を迎えた日でもあります。
災害はいつ、どこで起こるか分かりませんが、いつか必ず起こるといわれています。
鹿児島で暮らす私たちも、災害にどう備えるべきか、考えてみましょう。

災害関連死を防ごう

災害関連死とは、災害による直接的な原因ではなく、避難生活などで病気が悪化したり、体調を崩したりして亡くなってしまうことを指します。

2016年に発生した、熊本地震の犠牲者の数を見てみましょう。
建物の下敷きになるなど、直接的な原因での死者数は50名。
それに対して、災害関連死として認定されたのは、218名となっています。
つまり、直接的な原因よりも、その後の避難生活が原因で亡くなってしまう方のほうが、4倍以上も多かったんです。
認定から漏れている人もいて、実際はさらに多くなると考えられています。

【専門家】災害関連死は防げる!

災害関連死について、県防災アドバイザーで、被災者の生活再建が専門の鹿児島大学・ 岩船昌起 いわふねまさき 教授に話を聞きました。
避難生活に向けてしっかりと備えていれば、災害関連死のリスクは抑えられると、教授は話します。
長く続くかもしれない避難生活の中で、何を、どのように備えればいいのでしょうか。

前提として、水や食料、衣服など基本的な備えがあった上で、

①持病の医薬品
②毛布やマット
③適度な運動


この3点が重要になるとのことです。
詳しく見ていきましょう。

①持病の医薬品

災害関連死の半数以上は、心筋梗塞などの循環器系の疾患と、肺炎などの呼吸器系の疾患です。
これは、持病の薬がなくなり、病気が悪化することが大きな原因とされています。
そうならないために、医薬品の備えが大事なんだそうです。

②毛布やマット

避難所生活や車中泊を余儀なくされた時に、快適な睡眠を確保するためのものです。
眠れないと、免疫が下がって体調を崩したり、血の塊が血管に詰まるエコノミークラス症候群を招いたりすることも。
これらを予防するための備えも大切です。

③適度な運動

これもエコノミークラス症候群の予防や、ストレスの発散という点でも大事なことです。

岩船教授は、「災害が起こってからでは遅い。他人事だと思わずに、今こそ備えるべき」と、おっしゃっていました。

進化した防災グッズ

紹介する商品のテーマは、「体温を保つ」こと。
寒さによる疲労やストレスを避けることは、災害関連死を防ぐためにも、とても大切なことなんです。

エマージェンシーブランケッ​ト NEWソフト 770円

 

非常時に、毛布の代わりになります。
素材のアルミが、自分の体温を反射して外に逃がしません。
 

さらに、雨や風も通さないので、体とシートの間に暖かい空気の層が生まれて、体温を保ってくれます。
毛布よりも小さくて、かさばらないから、備えるにはいいですね。
緊急の時にこそ、必要なモノです。

SONAENO クッション型多機能寝袋 12800円

 

長さが200センチありますので、大柄な方にも対応しています。
 

そしてフードには、枕が備え付けてあり、避難先が硬い床であっても安心です。
さらに、フード自体大きいサイズになっています。
 

避難所では、人の目が気になって眠れないという声を反映して、顔がすっぽりと隠れるようにデザインされています。
 

避難した先に、毛布など、寝るために必要な物資がないことも十分に考えられます。
自分で、寒さをしのいで眠れるように、準備しておく必要があります。
 

この寝袋は、避難生活にも十分な機能がありますが、家の中や車中でクッションとして使うなど、身近な場所に置いておけることが、一番の防災ポイントです。

ホットプラス マルチウォームバッグ 1848円

 

被災したときに、食べ物や水などを温められます。

 

温めたいモノを入れるところと、熱を生み出すところの2層に分かれています。
まず、発熱材をバッグの底に置きます。
次に、温めたいモノを入れます。
 

続いて、発熱材を入れた側に、コップ一杯くらいのお水を注ぎます。
空気を抜いて、ハンドルで密封したら、加熱が始まるという仕組みです。
​10分間の加熱で、ペットボトル1本分の水を、およそ90度まで沸かせるんです。
 

実際に、ミルクを温めてみました。
子どもに、温かいミルクを用意できるのは、親としてとても心強いですね。
 

おにぎりなどの食べ物も、温められます。
2つの層に分かれているので、発熱させるための水は、飲めない水でも大丈夫。
例えば、川の水でもOKなんです。
3回まで繰り返し使えるのも、嬉しいポイントです。

イワタニカセットガスストーブ マイ暖 14080円

 

このストーブは、電源も電池も不要で、カセットガスで使用できる、ガスストーブです。
 

本体は、2.6キロととても軽くて小型ですが、しっかり暖かいんです。
カセットガスだけで動くので、停電の時も使えるし、電池切れの心配もなく、どこでも持ち運びできます。
 

気温にもよりますが、1本のガスで、およそ3時間20分使用できます。
石油ストーブだと、灯油の管理が大変ですが、カセットガスは備蓄しやすいこともメリットです。

この商品に限らず、車やテントの中など、閉め切った空間での火器の使用は、窒息や一酸化炭素中毒の恐れがあり、厳禁です。
換気をしながら、適切に使いましょう。