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少しづつ、外出や旅行に出かける機会が増えてきたのではないでしょうか?
ただ、海外はまだなかなかという方も多いのでは!?
そこで、気分だけでも海外旅行気分を味わっていただきたいと、外国出身の料理人が本場の海外料理を提供するお店を特集しました。
【韓国】材料はシンプルだけど、味は絶品
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訪れたのは、鹿児島市東千石町の七味小路にある「カロスキル」です。
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カフェのような落ち着いた雰囲気の店内。
こちらで味わえるのが、韓国料理です。
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韓国・ソウル出身の
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韓国の首都・ソウルは、全人口のおよそ5分の1が住む、国際的な大都市です。
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(真美さん)
ソウルで働く人たちのランチタイムは、時間でキッチリ。
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(崔さん)
スンドゥブを食べることが多い。
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スンドゥブチゲは、柔らかい豆腐の鍋という意味です。
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カロスキルのスンドゥブチゲランチは、タマネギ、キノコ類、アサリに、オリジナルのスープの素で作っています。
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(崔さん)
スープが完成するまでにダメ出しが100回。
妻がダメって言ったら、また作り直し。
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本場の味、いえ、それ以上の味を目指して、香辛料のバランスを何度も調整したという、崔さん。
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試行錯誤を重ねた上に、やっとスープの素が完成しました。
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スンドゥブチゲランチ 1320円(税込)
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本場の味に近づけるために、試行錯誤した材料は他にも。
(崔さん)
チヂミ粉がオリジナル。
いろいろ混ぜて、おいしくなるようにしてある。
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ニラチヂミ 1078円(税込)
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味にこだわり、オリジナルの材料を作るなど、勉強熱心な崔さん。
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しかし、元々の職業は。
(崔さん)
韓国では、英語の先生。
料理は趣味で、一流ホテルのシェフの知人に習ったりもした。
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お二人は、20年ほど前に、お互いの留学先のオーストラリアで出会いました。
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そして、2006年にソウルで結婚。
子育てを機に、真美さんの故郷・鹿児島での生活が始まりました。
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(崔さん)
鹿児島に来てビックリ。
鹿児島の人はすごく優しい。
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鹿児島に来た当時は、英語と韓国語の教室をスタート。
時には趣味の料理の腕前を活かし、韓国語で教える料理教室なども開催しました。
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(真美さん)
料理教室の時に、生徒さんからもっと先生の料理を食べたいとか言われて。
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それがきっかけでお店を始めて、今年で8年目。
本場の味を求めて、通い詰めるお客さんも出てきました。
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(お客さん)
本場の味だからおいしい。おいしいのひと言につきる。
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カロスキル
住所 鹿児島市東千石町5-26 大秀ビル1F 七味小路
電話 099-294-9759
営業 午前11時30分~午後2時
午後5時~午後10時
休み 日・月
【パラグアイ】具材がたっぷり!手軽に味わえるソウルフード
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鹿児島市明和の住宅街にある「パラティ」。
看板には、エンパナーダ専門店と書いてあります。
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お店のオーナー、サナブリア・ディエゴさんはパラグアイ出身。
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南米大陸の中央に位置するパラグアイ。
日本より少し大きいほどの面積で、公用語の1つがスペイン語です。
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ちなみに、店名のパラティはスペイン語で、「あなたのために」という意味なんです。
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エンパナーダとは、揚げ餃子のようなもので、パラグアイだけではなく、スペインや中南米で日常的に食べられている料理だそうです。
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作り方は、薄く伸ばした生地に具材をたっぷりと詰め、別の生地で具材にふたをします。
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専用の器具で形を整え油で揚げます。
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(ディエゴさん)
パラグアイでは、エンパナーダを作る専用器具は、各家庭に1つはあると思うので。
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母国のソウルフードでもあるエンパナーダを鹿児島で作っているディエゴさん。
そもそも、なぜ鹿児島へやってきたのでしょうか!?
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(ディエゴさん)
母国で鹿児島の方に会った。
それで鹿児島に遊びに行ったのがきっかけ。
暖かくて、人が優しかったのが最初の印象。
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(ディエゴさん)
パラグアイは内陸国なので海がない。
生ものを食べる習慣がないので、最初は驚きました。
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その後一度は帰国したものの、鹿児島を気に入ったディエゴさんは、鹿児島で就職しました。
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さらに、
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鹿児島での生活も17年になりました。
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「パラグアジャ」は、パラグアイならではのエンパナーダ。
中には、挽肉や、野菜、香辛料などがたっぷり。
パラグアジャ 250円(税込)
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ガジェガ 250円(税込)
ツナがたっぷり入っています♪
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現在、パラティで味わえるエンパナーダは9種類です。
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パラティ
住所 鹿児島市明和2-17-5
営業 午前11時~午後7時
休み 月曜日
電話 080-5591-0965